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鍋の日にはうってつけ 陶磁器工房がつくる「土鍋箸置き」

2020年11月19日 15:11  おたくま経済新聞

おたくま経済新聞

鍋の日にはうってつけ 陶磁器工房がつくる「土鍋箸置き」

 最近は寒い日が続いていますが、こんな日はこたつで鍋をつつきたいですね。そんな鍋の日には使いたい、かわいい鍋の箸置きを発見しました。


 この箸置きを作っている陶磁器工房は、岐阜県瑞浪市にあるイホシロ窯さん。土鍋やネギ、シイタケやニンジンといった種類があります。


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 どの作品も本物そっくりで箸置きとは思えません!イホシロ窯さんの話しによると、写真に写っている箸置きは「土鍋 白小花」「土鍋 飴釉」「ネギ」「しいたけ」「梅形にんじん」(各・税別550円)で、土鍋の箸置きは約10年前から販売しているものとのこと。


 製作工程は、「生地づくり」→「乾燥」→「素焼き」→「絵付け」→「釉薬をぬる」→「本焼成」→「完成」とあり、1~2週間くらいで製品が出来上がるのだとか。小さい製品ですが、いろいろな手間ひまをかけて作られているんですね。


 そんな土鍋の箸置きですが、「元々、オリジナルデザインの土鍋を外注でつくって販売していましたが、事情があって販売を中止することとなりました。そのとき、既に箸置きづくりをスタートしていたので、それなら箸置きで鍋を作ろうと考え、制作しました」と、意外ないきさつを話してくれました。


 現在、土鍋の箸置きは前述の他にも「土鍋 赤小花」「土鍋 花鳥風月」があり、「それぞれが個性的なお鍋になるように、釉薬や柄を考えて作っています」と言い、「絵具のちょっとした濃淡で色の出方が変わってしまうので、慎重に丁寧に絵付けをしています」と教えてくれました。


 イホシロ窯さんによると、「土鍋 白小花」「土鍋 飴釉」「ネギ」「しいたけ」「梅形にんじん」は、5個セットで2750円(税込)で販売しているとのことなので、お家で鍋の箸置きを使いながら、美味しい鍋をつつくのも良いかもしれませんね。



<記事化協力>
イホシロ窯さん(@masterscraftjp)


(佐藤圭亮)