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今年のハロウィン、繁華街などに行った人は2% 「ハロウィンを楽しむ雰囲気ではない」という人も

2020年11月18日 19:21  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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コロナ禍のハロウィンは例年と比べ、何が変わったのか。LINEは11月17日、ハロウィンについての調査結果を発表した。調査は同社の「LINEリサーチ」にて11月上旬に、全国13歳~49歳の男女を対象に実施し5249人から回答を得た。

今年ハロウィンに関連して何かをした人は37%。昨年の43%から7ポイント減少した。

不参加の理由には「密になるのを避けたい」

性年代別の参加率では「女性10代」(51%)が最多だったが、昨年から10ポイント減少していた。以降、「女性30代」(49%)、「女性20代」(43%)、「女性40代」(40%)の順に多かった。なお、男性の最多は30代で34%だった。

不参加の理由を聞くと、昨年に引き続き「興味がない」(35%)が最多で、「自分には関係ない」「めんどう」が続いた。新型コロナに関連したものでいえば4位に「密になるのを避けたい」(15%)、8位に「ハロウィンを楽しむような雰囲気ではない」(11%)がランクインした。

今年ハロウィンに参加者の参加方法は、最多は「ハロウィン仕様の食べ物を買った」で約4割だった。2位以降は、「かぼちゃやステッカー、ガーランド 、オブジェなどで飾りつけをした」(19%)、「ハロウィンに関連する写真や発言をSNSでアップした」(17%)と続いた。

また「ハロウィンを楽しむような雰囲気ではないから」という人も11%いた。昨年と比べて減少が顕著だったのは「仮装用や、ハロウィンに関連する服やグッズを買った」(11%)で、半減した。

コロナ禍で"オンライン飲み会"などが流行ったが、「家族や友だち、ご近所などで、オンライン上で集まったりパーティーをしたりした」は6%で、リアルでの「ハロウィンパーティーや食事会をした」(11%)が上回った。ただ、「ハロウィンで人が集まる繁華街・施設・公園に行った」人も2%にとどまった。

今年のハロウィン参加者が使った金額平均は3212円。昨年から1400円程度の減少していた。

「一緒に写真とかを撮って楽しみたいのでオンラインだと楽しみが半減する」

来年のハロウィンへの参加に関しては「したいと思う」が計3割となった。昨年、一昨年の28%から6ポイント上昇しており、今年できなかったぶん参加したい人が多いようだ。

参加意向に関し「どちらともいえない」と回答した人を含めて、来年"オンライン"で参加してみたいかを聞くと、「参加してみたい」は16%だった。理由を聞くと、

「子どもが小さいから、出かけずにオンラインでみんなで楽しみたい」(女性/33歳)
「外に出なくてもいいから仮装しても恥ずかしくないから」(女性/18歳)
「やってみたことがないので興味があるし、密にもならないし、オンラインなら遠くても参加できそう」(女性/38歳)

といった声が寄せられた。年代別では、10~20代は他と比べて参加意向が高い傾向にあった。

一方、「オンラインは参加してみたいと思わない」と回答した48%の人からは

「直接みんなに会ってワイワイしたいから」(女性/23歳)
「一緒に写真とかを撮って楽しみたいのでオンラインだと楽しみが半減する」(男性/45歳)
「家族で何かをするのが目的なので、今のところ特にオンラインは必要ではない」(男性/39歳)

といった声が寄せられ、例年ハロウィンを対面で楽しんでいた人からの声が多く見られた。