ウイリアムズ・レーシングは、2020年シーズン終了後にアブダビで開催されるF1の若手ドライバーテストにリザーブドライバーのジャック・エイトケンと、テストドライバーのロイ・ニッサニーが参加することを発表した。また、ニッサニーが11月27日の第15戦バーレーンGPにおいて、フリー走行1回目(FP1)での走行を担当することも認めている。ニッサニーのFP1参加は、これが3回目だ。
イスラエル出身で25歳のニッサニーは、トライデントからFIA-F2選手権に参戦しており、以前には第6戦スペインGPと第8戦イタリアGPでウイリアムズのFP1を担当した。一方のエイトケンも今年はFIA-F2にカンポス・レーシングから参戦しており、現在ランキング12位につけている。ウイリアムズでは、第2戦シュタイアーマルクGPでFP1を任された。
「アブダビテストは僕にとってマシンの理解を深めるための、さらなる素晴らしいチャンスだ」とニッサニーはコメントした。
「FP1とは対照的に、テストではマシンと僕のドライビングを微調整して相乗効果をもたらすための時間を多く持つことができる」
若手ドライバーテストは12月15日にヤス・マリーナで1日開催される予定で、グランプリでの走行経験が2回以下のドライバーのみが参加できる。
「アブダビでFW43に戻ることをもちろん嬉しく思っているよ」とエイトケンは語った。
「今年前半にチームのFP1を担当したが、チームとともに経験を積み重ねることと、貴重な走行時間を稼ぐことを楽しみにしている」
「プログラムの設定から、それほど多くのテストはできないようだが、いつでも学ぶべきことはあるし、最高のシーズンの締めくくりになるね」