株式会社IMAGICA EEXと株式会社ピクスが企画・制作を担う東京国際プロジェクションマッピングアワード実行委員会は、2020年11月14日に東京ビッグサイトにて「東京国際プロジェクションマッピングアワードVol.5(以下、PM Award Vol.5)」を開催した。
当日は国内外のファイナリスト10チームの作品上映会と表彰式を実施。初の完全オンライン開催となった今大会では、ドローンやリアクションシステムなどを駆使したさまざまな体験型企画を実施し、過去最高となる約21万人が参加(視聴)した。
オンラインならではの企画も「PM Award Vol.5」は、学生・若手映像クリエイターの発掘を目的とした国際的なプロジェクションマッピングのコンテストだ。
優秀賞は、英国のRoyal College of Artチーム「34 White City」の「Narstalgia」という作品と、城西国際大学チーム「TEAM KIOI」の「Shape Of Sounds~音の可視化~」という作品。「34 White City」のチームメンバーはリモートでの参加となったが、大会の開催と受賞を喜んでいた。
U-25部門U-25部門の最優秀賞はチーム「Harada:Lab」の作品「Mirror」。この作品は、ビックサイトの2画面を現実と鏡面に見立てて、光を反射による映像のゆがみを表現したもの。同じようなものが映っているのに微妙に一致しないという不思議な感覚にとらわれる作品だ。