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ルイ・ヴィトンが549カラットダイヤ「セトゥーニャ」を公開 史上2番目に大きい「スウェロ」に続きサウス・ローブで発掘

2020年11月16日 09:42  Fashionsnap.com

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549カラットのダイヤモンド「セトゥーニャ」 Image by: Philippe Lacombe
「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が、最高級の純度と光沢度を持つ549カラットのダイヤモンド原石「セトゥーニャ(Sethunya)」を発表した。

 ルイ・ヴィトンでは、史上2番目に大きい1758カラットのダイヤモンド「スウェロ(Sewelô)」を1月に発表。1109カラットのテニスボールサイズのダイヤモンド「レセディ・ラ・ロナ(Lesedi La Rona)」を産出したカロウェ鉱山で発見し、ダイヤモンド含有岩石の粉砕を回避する最新技術を搭載したXRTスキャナーを採掘過程で用いることで、石本来の形状のまま採掘することに成功した。
 ツワナ語で「花」を表すセトゥーニャは、カロウェ鉱山内のユニット「サウス・ローブ」でXRT技術を用いて発掘。原石の加工は、スウェロと同様にアントワープのダイヤモンド加工業者HBと共同で行うという。今後、ルイ・ヴィトンのハイジュエリー顧客からの注文に応じて加工し、オーダーメイドジュエリーとして提供する予定だ。
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■ルイ・ヴィトン:公式サイト