トップへ

F1第14戦トルコGP予選トップ10ドライバーコメント(1)

2020年11月15日 18:11  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

2020年F1第14戦トルコGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2020年F1第14戦トルコGP予選で6番手~10番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。

■アルファロメオ・レーシング・オーレン
アントニオ・ジョビナッツィ 予選=10番手
 今シーズン初めてQ3に進出できて、すごくうれしい。2台そろって進出して、チームの500戦目を素晴らしい形で祝うことができた。でもまだ仕事は終わっていない。やるべきことはたっぷりあるんだ。

 コース上のコンディションは簡単ではなく、おそらく自分のキャリアの中で最も難しかったが、肝心なときにラップをうまくまとめて、今季これまでで最高の結果を達成した。

 Q3ではインターミディエイトに履き替えてアタックしたが、結果的にはタイヤを思ったように機能させることができなかった。それでもチームとして成し遂げたことには満足できる。

 このポジションからなら、すごくいい結果を出せるチャンスはある。コンディションを考えればなおさらだ。スタートでいつものように大幅にジャンプアップすることは簡単ではないだろうけれど、トライしてみるよ!

■メルセデス-AMG・ペトロナスF1チーム
バルテリ・ボッタス 予選=9番手
 今週末はずっと路面コンディションがとても難しく、今日は特に苦労した。僕らには素晴らしいマシンがあるけれど、結局のところマシンと路面をつなぐものはタイヤであり、タイヤを機能させられなければ、マシンにどれだけ強さがあろうともグリップを発生させることはできない。

 タイヤをうまく使えたチームが、結果的にトップに立ったんだ。その点で僕らは明らかに、十分に良い仕事ができていなかった。

 Q3ではインターミディエイトにまったく熱を入れられず、本当に苦しんだ。目指していたポジションをつかむことはできなかったが、レースに期待する。失うものは何もないからね。

■アルファロメオ・レーシング・オーレン
キミ・ライコネン 予選=8番手
 今日の予選ではチームにとって良い結果を持ち帰った。誇りに思っていいことだよ。今日のコンディションは、これまでのキャリアのなかで直面した最もひどいもののひとつと言える。でもそれに対して僕らができることはそれほどなく、出ていって立ち向かうしかないんだ。

 午前中はかなり苦労させられたけれど、FP3での走行が、後に僕らを助けることになった。雨が止んでからも路面はひどく滑りやすいままで、コース上にとどまることが難しかったが、最終的にはコンディションの恩恵を受けたと思う。

 肝心なのは明日だ。ベストを尽くして、どういう結果を出せるのかを見ていく。このグリッドポジションからならいい結果を出せるチャンスは十分ある。

■ルノーF1チーム
エステバン・オコン 予選=7番手
 とても滑りやすいコンディションで、コース上でかなり苦労した。僕が走った中で、最も滑りやすいコンディションだったと言えるかもしれない。でもそれは誰にとっても同じことだから、マシンから最大限の力を引き出すべくひたすら努力した。

 Q1とQ2はうまくやったと思うが、Q3はそれほど良くなかった。最初にウエットではなくインターミディエイトを履いたのは間違った判断だったのかもしれない。トップ5が可能だと思っていたんだ。

 7番手タイムを出したラップはとてもうまくいった。でもそのタイヤセットではその1周しかプッシュラップを走れなかった。もう少し周回を重ねることができれば、もっと上に行けたかもしれない。

 明日はたくさんのチャンスが訪れるはずだ。天候がどうなるかはまだ分からないから、様子を見ていこう。

■メルセデス-AMG・ペトロナスF1チーム
ルイス・ハミルトン 予選=6番手
 本当に大変なコンディションだった。誰もが苦労していたが、それでもタイヤをいい状態に持って行ける人たちもいる一方で、どういうわけか僕らはその点でうまくいかなかった。僕らはタイヤの温度を上げることができず、そのために必要なグリップを得られなかった。できる限りのことをして力を尽くしたが、今日僕らに可能な最速のラップがこのタイムだった。

 明日も困難なレースになるだろう。タイヤを機能させることにまた苦労することになる。それでも自分の力のすべてを出し切って戦うつもりだ。