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スーパーフォーミュラ・ライツ:第10戦はスタートを決めた阪口晴南が優勝。今季3勝目を飾る

2020年11月15日 09:51  AUTOSPORT web

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スーパーフォーミュラ・ライツ第10戦を制した阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第10戦は11月15日、大分県日田市のオートポリスで14周の決勝レースが行われ、2番手グリッドからスタートを決めた阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)が今季3勝目を飾った。

 朝日が注ぐなか迎えたスーパーフォーミュラ・ライツの第10戦。前日の公式予選では名取鉄平(TODA FIGHTEX)が初のポールポジションを獲得しており、阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)が2番手、宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S 320)が3番手というグリッドに。また4番手につけていた小高一斗(カローラ中京 Kuo TOM'S 320)がエンジン交換を行ったため、河野駿佑(RS FINE K&N 320)が4番手に並ぶグリッドとなっていた。一方で、スタート直前に石坂瑞基(B-MAX ENGINEERING)がトラブルが起きたようで、ピットに戻されている。

 9台で迎えたスタートでは、2番手スタートの阪口が抜群の蹴り出しでトップで1コーナーへ。一方名取には3番手スタートの宮田が並びかけるも、名取がアウト側からポジションを守り、阪口、名取、宮田と続くオーダーとなる。

 その背後では、スタートでルッカ・アレン(Albirex-RT)が順位を上げ4番手につけるも、1周目から追い上げをみせた小高が2周目の第2ヘアピンでアレンをパス。さらに河野も3周目にアレンをかわし5番手に浮上した。

 中盤以降、各車は少しずつ間隔が広がることになったが、阪口は14周をきっちりと走り1分37秒114のファステストラップもマークし今季3勝目を飾った。2位は名取でスーパーフォーミュラ・ライツでの最高位を更新も、レース後は悔しさをみせた。レース途中は一時間隔をあけファステストラップも狙った宮田は3位という結果となった。

 4位は小高、5位に河野、6位にアレンという結果となり、アレンは2戦連続のポイント獲得を果たした。マスタークラスはDRAGON(TEAM DRAGON SFL)が逃げ切り、6連勝を飾っている。

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第10戦オートポリス 決勝結果
PosNoClsDriverCarEngineLapsGrid2nd Best150阪口晴南Buzz Racing with B-MAXスピースA411421’36.24022名取鉄平TODA FIGHTEX戸田TR-F3011411’36.071336宮田莉朋カローラ中京 Kuo TOM’S 320トヨタ-トムスTAZ311431’36.548437小高一斗カローラ中京 Kuo TOM’S 320トヨタ-トムスTAZ311491’36.701535河野駿佑RSFINE K&N 320トヨタ-トムスTAZ311441’37.33163L.アレンAlbirex-RT東名TB14F3 20201461’38.17275入山翔Albirex-RT東名TB14F3 20201471’38.455830MDRAGONTEAM DRAGON SFLスピースA4114101’49.357910M植田正幸Rnsports320スピースA411481’40.163R13石坂瑞基B-MAX ENGINEERINGスピースA41051’37.919
天候:晴れ 路面:ドライ
ファステストラップ:阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX) 1'37.114 10/14