11月14日、ロードレース世界選手権のMotoGPクラスに参戦しているレッドブルKTMテック3は、ライダーのイケル・レクオーナが新型コロナウイルスのPCR検査で陽性だったことを受けMotoGP第14戦バレンシアGPを欠場させることになったと発表した。
レクオーナは、前戦の第13戦ヨーロッパGPの前に、同居しておりアシスタントも務める兄弟が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性だったことから、濃厚接触者として認定されたため欠場を余儀なくされた。
レクオーナ自身は、新型コロナウイルスの検査で陰性だったが、アンドラ公国の法律により濃厚接触者は10日間の隔離が必要なため、第13戦の開催地であるスペインのリカルド・トルモ・サーキットに向かうことができなくなった。
その後自宅で待機していたレクオーナは、第14戦バレンシアGPのFP3から出場するためにリカルド・トルモ・サーキットに向かったが、現地で行われたPCR検査で陽性反応を示したことから第14戦バレンシアGPに参加することができなくなった。
2戦連続で欠場することになったレクオーナだが、幸いにも無症状であり、最終戦ポルトガルGPでの復帰を目指しているという。