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【タイム結果】2020スーパーフォーミュラ第4戦オートポリス 専有走行:コースレコードを超える驚速タイムが連発。坪井翔が最速をマーク

2020年11月14日 11:21  AUTOSPORT web

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2020年スーパーフォーミュラ第4戦オートポリス 坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)
11月14日、大分県、オートポリスで2020年全日本スーパーフォーミュラ選手権の第4戦が幕を開けた。午前中に行われた専有走行では、坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)がトップタイムをマークしている。

 今季初めてビッグレースが行われるオートポリスは、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、例年とは異なる時期での開催となる。空気は冷たいものの、雲ひとつない晴天で迎えた占有走行ではコースオープンとともに各車精力的に周回を重ねていく。

 セッション折り返しの30分時点では山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が1分26秒077というタイムを記録してトップに立つ。

 残り15分を切ったところで最速タイムを更新したのは、FIA世界耐久選手権(WEC)参戦のため欠場している中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM'S)の代わりにステアリングを握る宮田莉朋(VANTELIN TEAM TOM'S)だ。コースレコードに迫ろうかという1分25秒819をマークして見せた。

 さらにそのタイムを更新したのは牧野任祐(TCS NAKAJIMA RACING)で1分25秒758を叩き出し、2018年に小林可夢偉が記録したコースレコード1分25秒799を更新している。

 ラスト3分を切った時点で各車アタックラップに入る。まずトップに立ったのは国本雄資(carrozzeria Team KCMG)で1分25秒141をマーク。2番手に平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、3番手、笹原右京(TEAM MUGEN)ら続々とタイムを25秒台に乗せていく。

 チェッカー間際に宮田がさらにトップを更新して見せ、1分24秒931を叩き出した。これが最速タイムかと思われたが、第2戦岡山の勝者である坪井翔(JMS P.MU/CERUMO・INGING)が1分24秒714で、宮田のタイムを更新し、トップ交代。

 トヨタ勢の若手が走り出しから勢いの良さを発揮した占有走行となった。3番手には野尻智紀(TEAM MUGEN)がつけている。以下、上位10番手までがコースレコードを更新するタイムを記録した。

 午後、14時45分からはフリー走行が行われる。

■2020全日本スーパーフォーミュラ選手権 第4戦オートポリス 専有走行タイム結果(編集部計)

天候:晴れ 路面:ドライ
Pos.No.DriverTeamEngineTime139坪井翔JMS P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA1'24.714236宮田莉朋VANTELIN TEAM TOM’STOYOTA1'24.931316野尻智紀TEAM MUGENHONDA1'25.114418国本雄資carrozzeria Team KCMGTOYOTA1'25.141520平川亮ITOCHU ENEX TEAM IMPULTOYOTA1'25.146615笹原右京TEAM MUGENHONDA1'25.30175山本尚貴DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA1'25.360865大湯都史樹TCS NAKAJIMA RACINGHONDA1'25.37996福住仁嶺DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA1'25.5671064牧野任祐TCS NAKAJIMA RACINGHONDA1'25.7581119関口雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPULTOYOTA1'25.822127中山雄一carrozzeria Team KCMGTOYOTA1'25.874131N.キャシディVANTELIN TEAM TOM’STOYOTA1'26.1461414大嶋和也ROOKIE RacingTOYOTA1'26.1921538石浦宏明JMS P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA1'26.318163山下健太KONDO RACINGTOYOTA1'27.183174S.フェネストラズKONDO RACINGTOYOTA1'27.7521812T.カルデロンThreeBond Drago CORSEHONDA1'28.6201950松下信治Buzz Racing with B-MaxHONDA1'29.3522051C.ミレッシBuzz Racing with B-MaxHONDA1'29.547