ビズヒッツは11月10日、「ストレスの少ない仕事」に関する調査結果を発表した。調査は10月にネット上で行われ、働く男女532人から回答を得た。
今まで経験した中で、ストレスが最も少なかった仕事を聞くと、1位は「倉庫・工場での作業」(96人)だった。
「特別な技能が必要なく、成長する必要もない」「精神的なストレスが全くない」
回答理由を聞くと、
「仕事中は機械や作業に集中していておしゃべりはできないので、人とうまくいかない人にはいいと思う」(30代男性/食品工場)
「特別な技能が必要なく、成長する必要もない。雇い主も優秀な人材を求めるわけではないのでラク」(30代男性/倉庫作業)
といった声が寄せられた。中には「精神的なストレスが全くなかった」という人も」(40代女性/ピッキング)
2位は「事務職」(62人)。理由には「ある程度マニュアル化され、その通りにやれば特に問題は発生しないから」(40代女性/一般事務)、「一人でマイペースにできてラクだった」(30代女性/営業事務)などの声が多く挙がった。
3位には「販売職」(33人)がランクイン。回答者からは
「特にノルマがあるわけでもなく、お客様とお話をすることが楽しかったから」(30代男性/メガネ販売店)
「甘いものが好きで、一日中その香りに囲まれていられるから。人間関係も良好で楽しく仕事ができた」(20代女性/ケーキの販売員)
といった理由が寄せられた。
4位以降は「データ入力」(28人)、「飲食店の接客」(25人)、「受付/案内業務」(23人)、「ドライバー/配達」(20人)などと続いた。
さらに「どんな仕事にストレスを感じるか」を聞いたところ、最多は「ノルマがある/成果を求められる」(136人)だった。2位以降は「顧客対応/接客」(118人)、「社内の人間関係が悪い」(84人)、「時間や納期に追われる」(69人)、「同僚との関わりが多い」(52人)、「クレーム処理」(26人)、「単純作業」(25人)などと続いた。