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ボルボ、60シリーズに「Polestar Engineered」を65台限定で発売

2020年11月11日 17:52  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
ボルボ・カー・ジャパンは11月6日、60シリーズ3車種に「T8 Polestar Engineered」を台数限定で発売し、専用WEBサイトで申し込み受付を開始した。販売台数はS60:15台、V60:20台、XC60:30台、合計65台となる。

同社は昨年「S60 T8 Polestar Engineered」を30台限定で販売し、発売初日に完売となった。今年は導入車種をセダンの「S60」に加え、ステーションワゴンの「V60」、SUVの「XC60」の3車種に拡大した。

「Polestar Engineered」は、フロントをエンジン、リアをモーターで駆動するボルボ独自のプラグインハイブリッドパワートレーンに「Polestar Engineered」専用のチューニングを施し、合算参考出力420ps(333ps / 430Nm + 87ps / 240Nm)の圧倒的なパワーを有する。

併せてプラグイン・ハイブリットパワートレーンにより、通常の「Hybrid」モードでの走行の他、「Pure」モードではモーターのみによるゼロエミッション走行が可能となり、EV走行換算距離42km(S60 / V60)、40km(XC60)という高い環境性能を両立させている。

また、「Polestar Engineered」モードでは、アクセル、ステアリング、トランスミッションのレスポンスを向上させ、ESCをスポーツモードにした上で、リアモーターの出力特性をよりスポーツドライビングに適した設定にすることが可能となる。

シャーシは「Polestar Engineered」専用のチューニングが施され、専用装備となるÖhlins(オーリンズ) DFV(デュアル・フロー・バルブ)ショックアブソーバーは、前後とも22段階で減衰力調整が可能。専用ストラットタワーバーによるボディ剛性向上と併せて、異なる路面条件で最大限のグリップを実現しながら、正確で一貫したハンドリング特性が得られると同時に、しなやかな乗り心地を実現している。

ブレーキは強力なストッピングパワーと高い耐フェード性を得るために、「S60&V60 T8 Polestar Engineered」にはBrembo社製6ピストン・フロントブレーキキャリパーとスリット入りベンチレーテッドディスク(フロント/371mm)を、「XC60 T8 Polestar Engineered」にはドリルドベンチレーテッドディスクタイプのブレーキローター(フロント/400mm)とAkebono社製6ピストン・フロントブレーキキャリパーを採用している。

エクステリアでは、専用のバンパーやグリルデザインをはじめ、「Polestar Engineered」専用にデザインされた19インチ(S60 / V60)と21インチ(XC60)の、軽量で高剛性な鍛造アルミニウムホイールを装着。

併せて「Polestar Engineered」のカラーアイコンでもあるゴールドに着彩されたブレーキキャリパーや、「Polestar Engineered」のロゴタイプがあしらわれたブラッククローム仕上げのステンレススチール製エキゾーストパイプ等を採用している。

また、インテリアでは、専用のゴールドカラー・シートベルトやテキスタイル/ファインナッパレザー・コンビネーションスポーツシート、パドルシフト等が採用されている。

さらに、「CleanZone – アドバンスト・エア・クオリティ・システム(PM2.5センサー、車内自動換気機能付)」を採用するなど、装備レベルの一部変更を実施。そのほか、180km/h最高速度制限およびケア・キーの導入や、充実の先進安全および運転支援機能を全車標準装備など行っている。

新車一般保証は5年間走行距離無制限で、オーナーシップの安心感を向上。「Polestar Engineered」3車種は、全てボルボ・カー・ジャパンWEBサイト経由にて、購入申し込み受付をする。申し込み以降は最寄りの正規ディーラー、もしくはユーザーが指定した店舗より連絡をする。

希望小売価格(税込)は、「S60 T8 Polestar Engineered」(15台)と「V60 T8 Polestar Engineered」(20台)が各919万円。「XC60 T8 Polestar Engineered」(30台)は1,024万円。(エボル)