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ジョニー・デップ『ファンタビ』降板も、10億円超のギャラは全額受け取りか

2020年11月11日 17:41  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ジョニー・デップ、降板後も高額ギャラはゲットか
映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズ第3作から降板した俳優ジョニー・デップ(57)が、ワンシーンを撮影しただけにもかかわらず高額のギャラを受け取ることになるようだ。ジョニーは元妻への暴力疑惑を報じた英紙『The Sun』に対する名誉棄損訴訟で敗訴後、ワーナー・ブラザースから映画からの降板要望に同意したことを明かしたばかりだった。『Hollywood Reporter』が伝えている。

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ジョニー・デップは、元妻で女優のアンバー・ハードへのDV疑惑を報道した英紙『The Sun』に対する名誉棄損訴訟で敗訴後、ワーナー・ブラザースによる映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズ第3作からの降板要請に同意したことを、自身のInstagramで公表した。


『Hollywood Reporter』は現地時間9日、ジョニーは9月20日からロンドンで開始した同映画の撮影にわずかワンシーンしか参加しなかったが、少なくとも1千万ドル(約10億5千万円)のギャラを受け取ることになると報じた。

ジョニーは多くの俳優達と同様に、映画が制作されなかったり再キャストになった場合でも出演料を支払わなければならない「ペイ・オア・プレイ契約」を結んでいた。映画が作られるかどうかに関わらず、または再キャストされる場合でも完全な補償を要求するという契約だ。

ワーナー・ブラザースはジョニーを映画からではなく、全世界の興行収入14億ドル(約1470億円)を記録する『ファンタスティック・ビースト』シリーズのフランチャイズから身を引くように要望したと報じられている。ジョニーはワーナー・ブラザースから解雇されたのではなく、降板を求められたのである。もしジョニーが拒否した場合、どのような手段が用いられたのかは不明だ。

『DEADLINE』によると、当初2021年11月12日の公開を予定していた『ファンタスティック・ビースト』第3作は、パンデミックやキャスティングの変更のため2022年7月15日に延期されたと伝えている。

『ファンタスティック・ビースト』シリーズ最新作となる第3弾では、ジョニーが演じるはずだったゲラート・グリンデルバルドとエディ・レッドメインが演じるニュート・スキャマンダー、ジュード・ロウが演じるアルバス・ダンブルドアの3人が同じくらいの登場時間になるという。主演した『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで高い興行収入を記録したジョニーは、3人で最も高額ギャラの稼ぎ手である。


ジョニーは自身のInstagramで、ワーナー・ブラザースから降板を求められた事実を伝えた上で「要望に敬意を表し同意した」と述べた。元妻アンバーへのDV疑惑の敗訴については「英国裁判所の信じ難い判決が、真実を伝えるための私の戦いを変えることはありません。私は上訴するつもりでいます」との意思を表明している。

画像2、3枚目は『Fantastic Beasts 2018年11月3日付Instagram「The moment has come. #FantasticBeasts: The Crimes of Grindelwald in theaters November 16.」、2018年9月1日付Instagram「A fantastic surprise! Jude Law & Eddie Redmayne greeted fans at King’s Cross Station in London to celebrate #BackToHogwarts.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)