まず、はじめに1分50秒を切ってきたのはエヴァRT初号機 X Works R8(佐々木孝太)が1分47秒907のターゲットタイムを記録する。そのタイムを埼玉トヨペットGB GR Supra GT(川合孝汰)、リアライズ 日産自動車大学校 GT-R(藤波清斗)、RUNUP RIVAUX GT-R(青木孝行)、SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人)らが上回っていく。
SUBARU BRZ R&D SPORTの井口はこの時点で唯一、1分46秒台に突入してみせる。続いて今回、植毛ケーズフロンティア GT-Rにスポット参戦している富田竜一郎が2番手に、3番手には第6戦鈴鹿でポールポジションを獲得したK-tunes RC F GT3の阪口晴南が滑り込む。LEON PYRAMID AMGの菅波冬悟はQ2に進出できる8番手以内に残ることは叶わず、ランキングトップのマシンがなんとQ1で姿を消すこととなってしまった。
まず初めに47秒台のタイムを出したのは第6戦の公式練習で大クラッシュを喫し、残念ながらレースをリタイアしていたたかのこの湯 RC F GT3(三宅淳詞)。その後方からは、全セクターで全体ベストのタイムをマークしてきたGAINER TANAX GT-Rが1分46秒157と驚異のタイムをマークする。TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT(30号車)の織戸学やHOPPY Porsche(松井孝允)らも好タイムをマークするがGAINER TANAX GT-Rのタイムとは1秒近くの差をつけられている。
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT(30号車)は翌周もうワンアタックし、1分46秒849というタイムを記録するも、約0.6秒、GAINER TANAX GT-Rには届かず。セッション最後、チェッカーフラッグが振られたタイミングでUPGARAGE NSX GT3(小林崇志)が3番手に入る。それによってシンティアム・アップル・ロータス(柳田真孝)はQ1敗退となった。
Q2進出を決めた8台はGAINER TANAX GT-R、TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT(30号車)、UPGARAGE NSX GT3、HOPPY Porsche、TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT (31号車)、ARTA NSX GT3、たかのこの湯 RC F GT3、グッドスマイル 初音ミク AMGとなっている。