ビズヒッツは11月6日、「楽しい仕事ランキング」を発表した。調査は10月にネット上で実施し、就業経験のある男女500人から回答を得た。
これまで経験した中で最も面白くて楽しかった仕事を聞くと、1位は「販売職」(78人)だった。
「接客業」「講師」「エンジニア」などが上位
回答者からは、
「実績が目に見えて分かる。チーム全体で売り上げが達成できるとインセンティブがあり団結力も高まり、クレーム対応などの嫌な仕事も助け合って乗り切れた」(40代女性/パソコン販売)
「自分がコーディネートしたものをそのまま買ってもらえたり、私目当てでお店に来てくれる顧客様と会話をしているときは、私にしかできない仕事をしているとやりがいを感じる」(20代 アパレル販売)
といった声が寄せられた。
2位は「接客業」(57人)。回答理由には「お客さんとの何気ない会話が楽しかった」(30代女性/カフェ店員)、「他のメンバーと協力して仕事をこなしている感じが達成感と一体感があって楽しかった」(30代 女性 居酒屋のホール)などの声が多かった。
3位以降は「事務職」(29人)、「工場・倉庫作業」(28人)、「講師/教師」(21人)と続く。6位の「エンジニア」(11人)と回答した人からは
「学びを得る機会が多く、自身が成長している実感も得られた。また、特定の分野において頼りにされる」(30代男性/金融システム開発)
「自分の実装したプログラムがうまく動いたときに言葉では表せない喜びを感じる」(20代男性/アプリのシステム開発)
といった声もみられた。
楽しい仕事の条件は「人間関係がよい」「人や社会の役に立っていると実感できる」
続いて「どのような仕事を楽しいと感じるかを聞くと、1位は「人間関係がよい」(105人)だった。次いで「やりがいや達成感がある」(62人)、「感謝やお礼の言葉を言われる」(52人)、「人と関われる」(50人)、「人や社会の役に立っていると実感できる」(40人)などと続いた。
男女別にみると、男性の1位は「人や社会の役に立っていると実感できる」(23人)。以降は「感謝やお礼の言葉を言われる」(21人)、「人間関係が良い」(18人)、「結果や成果が見える」(14人)などと続いた。
他方、女性の1位は「人間関係が良い」(87人)がランクイン。次いで「やりがいや達成感がある」(52人)、「人と関われる」(41人)、「人の笑顔が見られる」(32人)などと続いた。