オートスポーツwebナビゲーター、安藤麻貴のポルシェ・カイエンクーペ試乗レポート オートスポーツwebの試乗/動画リポーター、“まきにゃん”こと安藤麻貴さん。前回のポルシェ初のポップアップ店舗『Porsche NOW Tokyo』を潜入レポートに続き、今回は、まきにゃんレポーターの“ポルシェにゃんプレッション”をお届けします!
試乗するクルマは、ポルシェ・カイエン E-ハイブリッドクーペです! ポルシェのハンドルは“初体験”という、まきにゃんの果敢な挑戦にご注目ください。
* * * * * *
みなさん、こんにちは!
まきにゃんこと、安藤麻貴です(^^)
前回は『Porsche NOW Tokyo』でEVスポーツカー『タイカン』を見学したり、VRレースを堪能しました。今回はいよいよ、ポルシェを運転しちゃいます!
まきちゃんの“ポルシェにゃんプレッション”、スタートです\(^o^)/
試乗したのは、ポルシェ・カイエン Eハイブリッド クーペです。
SUVなのにクーペって付いているのが不思議ですが、巷では、スポーツカーのようにルーフラインが尻下がりな“SUVクーペ”が流行っているそうです。
まずは、外装からチェックしていきましょう!
正面のお顔は、なんというか……『ザ・カイエン』という感じです(笑)
堂々としていますねぇ。
サイドから見てみると、お顔からお尻に向かってシュッと絞られていくラインがとってもスタイリッシュ! クーペらしいフォルムです。
黄緑色のブレーキキャリパーも存在感を主張しています。
なんで、黄緑色なんだろう?(のちに理由が発覚します!)
後ろ姿は……とっても肉厚のお尻です(笑)
そして、あれ?『Cayenne』のエンブレムに、うっすらと黄緑色の差し色? ここにも黄緑色を発見しました。
続いて、室内をチェック!
外観は、シュッとした“カッコいい系”ですが、室内は“優しい系”のキャラクターです。
前席も後席も、頭上と足元ともに広々で、快適です♪
真っ赤なレザーシートも、ポルシェならではの“味”が出ています。ほかのクルマだと違和感が出そうですが、ポルシェなら“あり”のコーディネイトです。
前席から後席に渡っている大型のパノラマルーフも開放感があって、最高です!
撮影日は快晴で、まさにパノラマな青空を見ることが出来ました。夜は車内から星空を眺めたり、春には桜並木の下でお花見もできそう(^^) ワクワクがいっぱい詰まっています。
では、運転席へ!
視界が広くて、前方確認OKです!
また左右もしっかり見えるので、大きなクルマに乗り慣れていない方でも、安心して運転できると思います。
そして、運転席のメーターを見ると、針の色が黄緑色です。
ここで、まきにゃんポイント~~!
この黄緑色の正体を明かすと、ポルシェのEVモデルを象徴するイメージカラーとのこと。
カイエン Eハイブリッド クーペは、電気だけで走ることもできるプラグインハイブリッド車なんです。だから、黄緑色がさりげなく、いろいろなところに差し込まれているんですね。
最後はトランクルームをチェック!
フロア高が高めなので、腰掛けることもできます。日向ぼっこしたり、お弁当を食べたり、ピクニックに行きたくなります♪
クーペだけど広さも十分、たっぷりの収納力です。お友達とキャンプに行く計画を立てたくなりました。
さて、いよいよポルシェ・カイエンE-ハイブリッド クーペの試乗にまいりましょう。
Porsche Proの北園将太さんに、ドライビングに関する機能を説明してもらって、出発進行!
注目のひとつが、走行モードです。
カイエン・E-ハイブリッドクーペにはEV、ハイブリッド、スポーツ、スポーツ+と4種類の走行モードがあります。
切り替えスイッチは、運転中でも操作できやすいようにステアリングに用意されています。
まきにゃんも、それぞれの走行モードで乗り比べにチャレンジしてみました。
最初はE-パワーモードからスタート!
「静か!」このひと言です。
こんな大きなSUVもモーターだけで動かせるなんて、電気の力ってすごいなーと改めて感心してしまいました。
坂道も登ってみましたが、余裕でグイグイ進んでくれて頼もしいです。
カイエン・E-ハイブリッドクーペはフル充電の状態からだと電気だけで40kmも走行できるとこのこと。普段使いなら、エコ走行一択でOKですね。
続いてハイブリッドモード。
低速域では電気のみで走行し、速度が上がるとエンジンがかかるのですが、いつ切り替わったのか気付かなかったぐらいスムーズです。
電気の残量を気にしなくていいので、長距離移動に最適なモードですね(^^)
そしてスポーツモード。
エンジンサウンドが耳に聞こえてくると、やっぱり走ってる~~って思えます♪
ちょっと郊外へ出かけたときに、スポーツモードに切り替えたくなります(^^)
最後にスポーツ+(プラス)モード。
サスペンションの硬さも自動で切り替わり、スポーツモードよりもスポーティ度がさらに1段も2段もアップした感じです。
ここで、またまた、まきにゃんポイント~~!
スポーツモードと、スポーツ+モードの走りが、全然違う!
『+』って言われても、そんなに変わらないのでは? と思っていましたが、実際に走ってみたら、体感が全然違うので、ビックリしました。
スポーツ+モードにすると、クルマを操ってる感が濃厚で、ドライバーをワクワクさせてくれます♪
まきにゃん的に、このスポーツ+モードが、“ポルシェ”を一番強く感じました。
忘れちゃいけない!
モード切り替えスイッチの中央にある“ブーストボタン”も押してみました。
スイッチを押すと、メーター部分にカウントダウンが表示され、20秒間エンジンパワーがアップ!
ちょうど、上り坂のところでスイッチON……(ブォォォォン!!!!)
エンジンサウンドが高まり、走りが一段と力強く変身しました!
まきにゃんのテンションもグググッとアップ!
助手席にお友達を乗せて、自慢したくなる機能です。
エコとスポーティさを兼ね備えた走りに、クーペの格好良さと快適な居住性、そして安全&先進装備もてんこ盛り!
カイエンE-ハイブリッドクーペは、アクティブにドライブを楽しむクルマ好きから、家族でレジャーに出かけるファミリー層まで幅広くカバーしてくれそうな充実の1台でした!
今回お邪魔したPorsche NOW Tokyoは、“ポルシェ”というプレミアムブランドを身近に感じさせてくれる素敵な空間でした。
店内には、歴代ポルシェと東京の街並みを描いた絵画が飾られていたり、レザーやホイールなど、ポルシェの廃材を再利用しレアな作品が展示してあったりと、まるで小さな美術館のようでした。
接客を担当するポルシェのエキスパート、Porsche Proの北園将太さんは「ディーラーでの試乗はちょっと敷居が高くて行きにくいなぁと感じてしまう方も多いと思います。Porsche NOW Tokyoはセールスが目的ではなく、ポルシェの楽しさ、面白さを体感してもらうことが一番の目的です。気軽にポルシェに触れていただける場所を目指しています」と、教えてくれました。
確かに北園さんとは、モータースポーツや私の趣味の釣りの話で盛り上がったりして、セールス感はゼロでした\(^o^)/笑
前回ご紹介したポルシェのEVスポーツカー、タイカンも迫力満点でした。年内にはいよいよ試乗も開始予定とか。要予約なので、気になる方は『Porsche NOW Tokyo』のホームページをチェックしてみてください。
そして、みなさんも是非一度、『Porsche NOW Tokyo』に足を運んでみてください\(^o^)/
おしまい。
■オートスポーツweb動画企画『ポルシェ・カイエンEハイブリッドクーペ試乗レポート』
■オートスポーツweb動画企画『Porsche NOW Tokyo』潜入レポート!