スペースマーケットは11月5日、忘年会に関する調査結果を発表した。調査は10月にネット上で実施し、20~50代の会社員501人から回答を得た。
緊急事態宣言の発令以降について、7割近くの人が「職場の飲み会に参加していない」(66.1%)と答えた。また、今年の忘年会に関しても「オンライン開催を希望する」(70%)という意見が多数を占めた。
飲み会で気になること、1位は「隣の席からの距離」
対面の飲み会における感染対策面で気になったことを聞くと、1位は「隣の席の人との距離」(37.6%)だった。次いで「店の換気状況」(35.9%)、「店のサイズ」(26.5%)、「同行した社員の飛沫」(25.3%)などと続いた。
また、忘年会を対面で開催する場合の人数については、8割弱が「10人以下」(77.9%)と回答。前年は「11人以上」(71.1%)と答えた人が7割を上回っており、小規模化を検討している傾向が読み取れる。
開催場所については、「飲食店(貸切・個室)」(今年:71.3%、前年:53.6%)が最。次いで「飲食店の屋外スペース」(同32.1%、0%)、「貸切レンタルスペース」(同30.9%、2.7%)、「会社のオフィス」(同25.3%、5%)などと続いた。
適切だと思う感染症対策に関しては、最多に「アルコール消毒完備」(82.2%)が挙がった。2番目以降は「定期的な換気」(75.0%)、「一定の距離を保てる広いスペースでの実施」(65.9%)、「食べ物の取り分け方法を工夫する」(66.1%)などと続いた。