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カニエ・ウェスト、米大統領選で敗北認めるも2024年の出馬を示唆

2020年11月05日 12:51  Techinsight Japan

Techinsight Japan

カニエ・ウェスト、敗北宣言も次期大統領選に再出馬?
米大統領選に出馬した歌手のカニエ・ウェスト(43)が人生初の投票に行き、自分自身に一票入れた。その後、カニエは選挙での敗北を認めるツイートをしたものの、2024年の次期大統領選に再出馬する意向を示唆した。

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カニエ・ウェストは自ら創設した「バースデー・パーティ」という新政党から米大統領選に出馬、現地時間3日には「今日、人生で初めて米大統領選に投票する。本当に信頼できる人物に…それは俺だ」とツイート、自分自身に一票を投じたことを報告した。

さらにカニエは自分自身に投票した投票用紙やそれが投票機に入る場面の動画をシェアし、「カニエを信じ続けている。ありがとう、ジーザス」「俺の人生初の投票。我々は奉仕するためにここにいる。世界のすべての奉仕者のリーダーに祈ります」と言葉を添えた。

投票後には青いフードを被り黒いマスクを付けたカニエが、胸に「I VOTED(投票しました)」と書かれたステッカーを付けて正面を向く写真を公開し「I VOTED(投票しました)」と記した。


現地時間4日の午前0時を回った頃、カニエは再びツイッターを更新して、選挙での敗北を認めた。そして大統領候補であるドナルド・トランプ氏とジョー・バイデン氏が選挙人を獲得した州を赤と青で分けた米国地図をバックに立つ自身の画像を公開し、「WELP KANYE 2024(さて、カニエ2024だ)」と言葉を添えた。今回は敗北したものの、2024年の次期大統領選へ再出馬する意向であることをほのめかしたのである。


カニエは農場を所有するワイオミング州の投票所で動画や写真を撮影し、ツイッターに投稿した。『Vox』によると、同州では投票用紙の自撮りを禁止する法律はないが、選挙管理人は必要かつ適切な手段を用いて投票所の秩序を保たなければならないそうだ。

カニエが選挙活動を開始したのは7月だったが、締め切りを逃したことと署名が不足していたことが重なり、一握りの州でしか次期大統領選の投票用紙に名前を載せることができなかった。選挙活動中には常軌を逸した発言もあったカニエだが、民主党のジョー・バイデン氏から「黒人票を吸い上げるのでは」と憶測も飛び交っていた。『AP通信』などによると、カニエの名前は12州の投票用紙に記載され、敗北宣言をした時点でおよそ57000票を獲得したという。

現地時間3日、カニエの妻キム・カーダシアンは自身のInstagramで「I VOTED(投票しました)」と書かれたステッカーを持つ姿を公開した。キムは「私は投票したわ。あなたはどう? 投票が締め切られても、あなたがもし列に並んでいたら投票所は閉めずに投票させてくれるのよ。だから、列から出ないでね!」と記した。なおキムが誰に投票したのかは、明らかになっていない。



画像2~4枚目は『ye 2020年11月3日付Twitter「I VOTED」、2020年11月4日付Twitter「KANYE 2024」』『Kim Kardashian West 2020年11月3日付Instagram「I VOTED!!!! Did you?!?!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)