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シハラやサリバン、ナナナナも マスクアクセサリーの製作に乗り出すブランドが続々

2020年11月04日 12:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

各社で打ち出しているマスクアクセサリー Image by: FASHIONSNAP.COM
新型コロナウイルス感染症対策としてマスクを着用する機会が増える中、ファッションブランドがマスクに合わせて使用するアクセサリーの製作に続々と乗り出している。

 「シハラ(SHIHARA)」や「ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)」「エンダースキーマ(Hender Scheme)」「ナナナナ(nana-nana)」「フィンガリン(PHINGERIN)」「ヨシオクボ(yoshiokubo)」などのブランドは、マスクを取り外した際に首に掛けておくことができるマスクストラップを製作している(一部未販売)。「ヒダカ(HIDAKA)」では2021年春夏シーズンの新作として、長時間のマスク着用による耳への負担を軽減できるよう、ネックの部分にマスクを留めることが可能なS字フック型のネックレスを発表した。2021年春夏コレクションの一部として打ち出しているブランドでは、顧客の需要に応えるため他の新作商品よりもデリバリーを早めているケースも見受けられる。

 マスクストラップ以外のアイテムでは、ジュエリーブランド「カナルヨンドシー(Canal 4℃)」がマスク用のピアスを発売。マスクの布にピアスを貫通させて着ける仕様で、SNS上では「マスクを使うのが楽しくなりそう」「発想が素敵」といった好評の声が上がるなど注目を集めた。公式サイトでは現在完売状態となっており、現時点で再入荷の予定はないという。

 このほか、ハンドメイドのオンラインマーケットプレイス「クリーマ(Creema‎)」や「ミンネ(minne)」では、マスクアクセサリーを製作するユーザーが登場。サイト上にはマスク用のピアスをはじめ、マスクの紐にフックをかけてピアスをつけているように見せることができるアクセサリーや、ヘアアクセサリーに取り付けたフックにマスクの紐をかけるタイプのアイテムなどが並んでいる。新型コロナウイルス収束の目処が立つまで引き続きマスクの着用が求められる中で、多様なニーズに対応したデザインや機能性を備えたマスクアクセサリーを製作する動きは今後も広まっていきそうだ。
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