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ケイティ・ペリー、テイラー・スウィフトら最後まで米大統領選の投票を呼びかける

2020年11月04日 10:22  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ユニークなコスチュームで投票を呼びかけるケイティ・ペリー(画像は『KATY PERRY 2020年11月2日付Instagram「It’s not the end of the world」』のスクリーンショット)
アメリカがいよいよ大統領選挙当日を迎えた。今年の選挙戦は今までに増して人々の関心が高まっているが、ケイティ・ペリーらハリウッドセレブ達も最後までSNSなどを通じてファンに投票を呼びかけた。

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新型コロナウイルスによる景気悪化や“Black Lives Matter”ムーブメントに代表される人権デモなど、社会的混乱が続くアメリカ。今年の大統領選挙には、そんな不安定な日々からの解放を求める国民から例年より高い関心が寄せられており、ハリウッドセレブ達も最終日の3日まで自身のSNSなどを通じてファンに投票を呼びかけている。

日頃からコスチューム好きで知られるケイティ・ペリーは米時間2日、「投票しました」と書かれたステッカーに見立てたコスチュームを頭からかぶり、交通量の多いロサンゼルスの街中を歩き回った。ケイティのInstagramには、行き交うドライバーに手を振りながら投票を呼びかけたり、ユニークなコスチュームを称賛するドライバーからクラクションを鳴らされるもようを収めた動画が公開されている。途中で店に入ろうとするも、頭部の大きすぎるコスチュームが邪魔してドアの前で立往生してしまう可笑しな場面も見受けられた。この動画は現在までに236万回を超える再生回数を記録中だ。

歌姫テイラー・スウィフトも選挙前日に自身のSNSに動画を投稿し、

「明日はあなたが声をあげることのできる、そして大切な1票を投じることのできる最後のチャンスよ。だからもしあなたがまだ投票していないなら、ぜひそうしてね。」

と呼びかけたほか、マスクの着用を忘れず体調を気遣うようにとファンに声をかけている。かつては「政治的発言に消極的」と非難されていたテイラーも近年は積極的に意見を主張。早い時期から“反トランプ派”であることを公言しているほか、自身のファンの大半を占める若い層に対しても「声をあげること」の大切さを唱えている。


人気シンガー兼ラッパーのリゾ(Lizzo)は選挙当日にInstagramを更新。肌の色や信仰の違いから生まれる争いや分裂といった現在のアメリカが抱える問題に言及するとともに、「アクションを起こし続ければまだ希望はある」「今日は投票最終日。列に並んで、ゆるぎない覚悟を持って」とファンに投票を呼びかけた。リゾはこの投稿で、体の右半分はアメリカ国旗に見立てたファッションで隠しつつも、左側は一糸まとわぬヌードを披露しており、日頃から“ボディ・ポジティビティの提唱者”、“ダイバーシティー(多様性)時代のアイコン”と呼ばれる彼女らしい投稿に大きな反響が集まった。


他にもマライア・キャリーがInstagramに「投票して。さもないと死んじゃう!」と書かれたTシャツ姿をアップしたり、アリアナ・グランデが「今日はジョー・バイデン&カマラ・ハリスに投票するのにふさわしい、素敵な日よ」と書かれたメッセージを投稿するなど、“反トランプ派”セレブによる呼びかけは最終日まで続いた。



画像は『KATY PERRY 2020年11月2日付Instagram「It’s not the end of the world」』『Taylor Swift 2020年11月2日付Twitter』『Mariah Carey 2020年11月3日付Instagram「Today is #ElectionDay - the last chance you have to make sure YOUR voice is HEARD!」』『Lizzo 2020年11月3日付Instagram「When I think of this country I don’t think of its laws I think of its people.」』『Ariana Grande 2020年11月3日付Instagram「today’s the day.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)