2020年F1エミリア・ロマーニャGP決勝で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは12位だった。14番グリッドからミディアムタイヤでスタート、39周目にハード、51周目にソフトに交換する2回ストップで走った。
■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 決勝=12番手
ミディアムでスタートしたのは正解だった。かなりの周回数を重ねたあとも、まだ何の問題もなく機能していたからね。最初のスティントのペースは良かっただけに、ピットストップでタイムを失ったのが残念だ。終盤はソフトタイヤで挽回を試みたけど、一列縦隊の集団の中で順位を上げていくのは難しかった。望んでいた結果ではないのは明らかで、僕らの仕事に相応しい結果ではなかったことも確かだ。
クルマに不満はなかった。今年、僕が抱えている問題は、レースよりも予選で影響が大きくて、クルマのフィーリングがつかめず苦労している。辛抱強く、少しずつ進歩を続けるしかないが、実際に改善はされつつある。昨日はQ3進出を逃したけど、予選10位とわずか0.2秒差だったからね。今後のレースでは、もう少し上位からスタートできれば、もっといい成績を残せるはずだ。