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ニワトリのお尻から2本の脚が生える 「生まれた時は普通だった」(中国)<動画あり>

2020年11月02日 05:52  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ケージの入り口にもたれかかるようにして動かないニワトリ(画像は『Daily Star 2020年10月29日付「Mutant four-legged hen discovered with two limbs protruding from its bum」(Image: NEWSFLASH)』のスクリーンショット)
中国の農場で飼育されているニワトリに、通常の2本の脚に加えてお尻からさらに2本の脚が生えたというニュースが届いた。受精卵からの成長過程の胚発生時の異常による影響だと考えられているこのニワトリは、バランスが保てず上手く動き回ることができないという。『Daily Star』『Pledge Times』などが伝えている。

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中国・内モンゴル自治区バヤンノール市の農場のオーナーが、お尻から2本の脚が生えた奇妙なニワトリを発見し動画を撮影した。動画にはケージの入り口にぶら下がっている状態のニワトリの後ろ姿が映っており、通常の2本脚に加えてお尻からさらに3、4本目の脚が飛び出ている様子が分かる。

このニワトリは、余分な脚が2本生えている以外は普通のニワトリであると地元紙は報じている。飼い主は「このニワトリは余分な脚のせいで上手くバランスが保てず、自由に動き回ることができないのです。生まれた時は他のニワトリと変わらず普通でしたが、生後1か月を過ぎると突然お尻から脚が生え始めました」と明かし、驚いている。この珍しいニワトリを一目見ようと、多くの人がこの農場を訪れているという。

内モンゴル自治区農畜産業科学専門学校のディーン・ワンさん(Dean Wang)は「このニワトリの奇形は、受精卵から体ができる過程の胚発生の途中で起こったと考えられます。突然変異の原因は、外的要因や遺伝子異常など様々な理由が考えられますが、今回のような例は珍しいです」と述べている。

遺伝子異常による動物の奇形は過去にも多く報道されている。今年の8月には中国貴州省で2つの頭を持つ子牛が誕生したり、昨年にはアメリカで2つの顔を持つ猫が誕生、他にもトルコで頭が2つに分かれたイルカが発見された例など、動物の種類に関わらず多く発生している。



画像は『Daily Star 2020年10月29日付「Mutant four-legged hen discovered with two limbs protruding from its bum」(Image: NEWSFLASH)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)