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ビヨンセ、英誌『VOGUE』で3パターンの表紙飾る 2020年の出来事は「自分自身を変化させた」

2020年11月01日 17:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

15歳で音楽業界入りしたビヨンセ、キャリアを振り返り「慌ただしかった」とも
米歌手ビヨンセ(39)が、このほど英国版『VOGUE』誌12月号の表紙を飾った。21歳の女性写真家が撮影したのは、透けるボディスーツに身を包んだビヨンセが大胆なポーズを取る姿など3パターンの表紙だ。同誌では、ビヨンセへの独占インタビューも掲載される。

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現地時間10月30日、英国版『VOGUE』誌のSNSが、11月6日発売予定の12月号の表紙を公開した。ビヨンセが表紙を飾る同号は、特別版として3種類の異なる表紙のものが出版される。同日、ビヨンセも自身のSNSで同じ写真を公開した。

写真は、英国版『VOGUE』誌104年の歴史で最年少の表紙撮影者となる21歳の米女性写真家ケネディ・カーター(Kennedi Carter)が撮影した。1961年2月号の表紙を撮影した当時23歳の英写真家デヴィッド・ベイリーの最年少の記録を更新することとなった。

表紙のひとつは、ビヨンセが透けるボディスーツを着て片足を上げ、大胆なポーズを取っている。黒いボディスーツは「ティエリー・ミュグレー(Thierry Mugler)」のデザインで、100時間以上をかけて縫製されたという。


もうひとつは、ビヨンセがライムグリーンのジャンプスーツにオーガンジー素材のコートを羽織り、カスタムメイドの帽子を被っている。これらはすべてビヨンセが「アディダス」とコラボした「アイビーパーク(Ivy Park)」のコレクションで、靴は「ジミー・チュウ」のものだ。


最後の表紙は、ビヨンセが両サイドに大きなフリルが付いた「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」のイブニングジャケットを着てしゃがんでいる姿だ。ショートパンツとタイツを履き、「クリスチャン ルブタン(Christian Louboutin)」の靴を合わせている。


12月号ではビヨンセの独占インタビューを掲載、2020年の出来事と世界的なパンデミックを経て、彼女自身が「絶対に変化した」と感じていることを語った。

「パンデミックや今の社会不安の中での生活を経験して、変化しないのは難しいんじゃないかしら。私は、じっとしていると声がクリアーになることを学んだのよ。」

「家族と一緒に過ごせるこの時間を、本当に大切にしているの。私の新しい目標は、スローダウンしてストレスの多いものを私の人生から流し出すことよ。」

「15歳で音楽業界に入り、世界に注目されながら成長したわ。止まることなくプロジェクトを世に送り出してきた。フォーメーション・ワールド・ツアー中に『レモネード』(アルバム)をリリースして、双子を出産して、コーチェラでパフォーマンスをして、『ホームカミング』(ビヨンセのコーチェラドキュメンタリー)を監督して、ジェイ(夫のジェイ・Z)とワールドツアーをして、『ブラック・イズ・キング』(ビヨンセが脚本・監督・製作総指揮を務めたビジュアル・アルバム)を出した。立て続けだったわ。」

「責任が重く慌ただしかった。自分の遺産を築き、私が知る最良の方法で自分の文化を表現することに集中するために、多くの時間を費やしてきたわ。」

「今は自分の喜びに集中することに、自分自身で許可を与えると決めたのよ。」

画像2~5枚目は『British Vogue 2020年10月30日付Instagram「@Beyonce stars on three special covers for the December 2020 issue of #BritishVogue.」「Something cracked open inside of me right after giving birth to my first daughter.」「It would be difficult to experience life in a pandemic and the current social unrest and not be changed.」』『Beyoncé 2020年1月26日付Instagram」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)