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関東最大の売場面積「無印良品 東京有明」が12月にオープン

2020年11月01日 15:31  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
良品計画は12月3日、関東最大の売場面積となる「無印良品 東京有明」を、有明ガーデン(東京都江東区)のモール&スパ1階~3階にオープンさせる。営業時間は10:00~20:00。

同店の特徴は、百貨店を超える"百八貨店"で、暮らしの全部がそろう店舗であるとのこと。米や新鮮な野菜などの食品、スプーンや靴下など日々の生活を満たす道具、部屋のリフォーム、戸建の販売まで取り扱うほか、街の活性化に至るまで網羅する。暮らしのすべてに関わり、店舗周辺に住む人々の「感じ良いくらし」の具現化をお手伝いする店舗を目指すという。

売場は関東地方で最大面積となり、無印良品のほぼすべての商品を取りそろえる。その上で、「暮らしのサポート」「家づくり」「街づくり」の3つをテーマにおいた8つの新商品・サービスを取り扱う。

2階は、相談カウンター「くらしのなんでも相談所」を設置。ひとりひとりの困りごとに寄り添い、暮らしを整えるさまざまなサービスを新たに展開する。共働きかつ子育てとの両立で時間がない人や、自分の暮らしは自分で整え自立した生活を送ろうとする人、高齢化により自分だけで暮らしを充実させるのが難しい人など、さまざまな悩みに対応する商品・サービスを用意する。

サービスの一例は、必要以上のものを持たず暮らしをシンプルに整えるために、無印良品のスタッフが自宅を訪れ、暮らしに本当に必要な持ち物を整理し部屋の収納を改善する「お片付けサポート」、「インテリアの相談」「観葉植物の月額定額サービス」など。

1階は、食に関する商品とサービスを集積したエリア。雑穀や乾物を中心に、コーヒーやナッツ、ドライフルーツなど50種類以上の食品の量り売りや新鮮な青果の販売、給水サービスを行う。カフェ、ベーカリー、ジューススタンドといった3つの飲食スペースでは、無印良品の食の世界が楽しめるという。

「家づくり」においては、部分リフォームのほか、全面リノベーションにも対応。店頭では同店が初となるマンションを想定した部屋まるごと原寸大の「INFILL0」のモデルルームを設置する。そのほか、首都圏初となる戸建「陽の家」原寸大モデルハウス原寸大のモデルハウスも設置し、無印良品の家具や雑貨などを実際の住空間で体感できる。

「街づくり」では、これまで地域共創を軸にした空間づくりを行ってきた経験を活かし、街全体を"自分たちの住まう空間"ととらえて「家」「オフィス」「商業施設」「公共」の4つの分野において、企画から考える空間づくりのサービスを開始する。オープン前から開催している地域の人々と一緒に運営する期間限定のマーケット「つながる市」も引き続き実施していく。

また、同店が立地する江東区とともに、廃棄物の削減・資源循環型の社会を目指す。不要になった服を店頭で預かり、リユース・リサイクルルートによって国内外で再利用するほか、工業用雑巾(ウエス)の加工や綿やフェルトの原料にする取り組みを開始する。(フォルサ)