トップへ

既婚女性のへそくり額は平均94.1万円 隠すコツは「ネット銀行だとバレません」「タンスに触れさせない」

2020年10月30日 19:40  キャリコネニュース

キャリコネニュース

写真

GVは10月29日、へそくりに関する意識調査の結果を発表した。調査はネット上で10月中旬に実施し、へそくりをしている既婚女性500人から回答を得た。

現在のへそくり額を聞いたところ、平均のへそくり額は94.1万円で、中央値は15万円だった。へそくり額を見ると、最多は「5万1円~10万円」(18.4%)で、以降「10万1円~20万円」(17.8%)、「40万1円~60万円」・「100万1円~300万円」(10.8%)と続く。

へそくりは「口座派」が「現金派」を上回る結果に

へそくりは、「口座派」(308人)が「現金派」(189人)より多くなった。少数ながら「その他(ポイント・商品券など)」(24人)という人もいる。

「口座派」は、通帳が無くWebで管理できる「ネット銀行」(92人)に隠しているという人が最多。実際に利用している人からは、

「へそくりを始めたばかりの頃はタンス貯金でしたが、数年前からネットバンキングに預けています。夫は自分の口座の操作や管理も私に頼むくらいなので、トークンやワンタイムパスワードが出てくるネットバンキングだとバレません」(60代/へそくり額280万円・へそくり歴32年)

といった声が寄せられた。以降、「ゆうちょ銀行」(78人)、「地方銀行」(76人)、「都市銀行」(68人)と続く。
「現金派」の隠し場所は、「クローゼット・タンス」(98人)が一番人気。他には「机の引き出し」(38人)、「キッチン(食器棚・冷蔵庫)」(27人)、「本棚・書籍に挟む」(19人)などが上位に挙がった。具体的には

「シーズン外の洋服をしまっているタンスの中に隠しているので、衣替えの時期が近付くと私から『この日に衣替えをしよう』とタイミングを言います。その日までタンスに触れないので意外とバレないです」(30代/へそくり額150万円・へそくり歴2年半)

といった声が寄せられている。

へそくりしている期間は、「1年以上~3年未満」(38.4%)が最多。「1年未満」(22.8%)と合わせると6割を超える。一方、「10年以上」(8.6%)貯めている主婦も1割弱いた。

100万円貯めた人は「ポイントカードをフル活用し、毎日スキマ時間にポイント活動

へそくりの貯め方は、お金を使ったつもりで貯める「つもり貯金」(189人)が最も多かった。2位以降、「生活費を節約・余った分」(176人)、「小銭貯金」(146人)、「給料から先取・定期預金」(122人)、「ポイ活」(113人)と続いた。目標額は、最多は「50万1円~100万円」(34.6%)だった。平均値は275.8万円、中央は値100万円となった。

実際に100万円貯めたという人は、

「5年かけて100万円へそくりしました。1年間あたり約20万円なので、ひと月1万円程度と考えると無理なく貯められました! 食費を節約して余ったお金をへそくりしていました」(30代/へそくり額100万円・へそくり歴5年)
「ポイントカードをフル活用し、毎日スキマ時間にポイント活動をして貯まったポイントで日用品や食品を買っています。ポイントで支払いした分の額はきっちりもらって自分のへそくりとして貯金しています」(30代/へそくり額100万円・へそくり歴5年)

という声を寄せている。