アルファロメオ・レーシングは、2021年に現在のドライバーラインアップを維持し、キミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィを起用することを発表した。
ライコネンとジョビナッツィは2019年にチームに加入、いずれも来年同チームでの3年目を迎えることになる。現在41歳、2007年チャンピオンであるライコネンは、F1出場回数において今年記録を達成しており、来年19シーズン目に突入することが決定したことで、その記録がさらに大幅に更新されることが確実になった。
26歳イタリア出身でフェラーリの育成ドライバーであるジョビナッツィは、2017年にアルファロメオの前身ザウバーからF1デビュー、2戦を走った後、2018年には実戦から遠ざかったが、2019年にF1に復帰、ここまで最高位5位の結果を出している。
アルファロメオは、ホームグランプリであるイタリア・イモラでのエミリア・ロマーニャGPを前にした金曜に、来季ラインアップの発表を行った。
一時、アルファロメオは強い結びつきを持つフェラーリの育成プログラムのメンバー、ミック・シューマッハーをライコネンのチームメイトとして走らせるのではないかという推測も持ち上がっていた。ジョビナッツィ残留が確定したことで、シューマッハーがハースに加入する可能性は高まったと考えられる。