2020年F1第12戦ポルトガルGPの決勝レースが行われ、アルファロメオのキミ・ライコネンは11位、アントニオ・ジョビナッツィは15位でレースを終えた。
■アルファロメオ・レーシング・オーレン
キミ・ライコネン 決勝=11位
最初の何周かはすごくうまく行って、いいポジションにつけていたし、どんどん抜いていくことができた。だが、最終的に得るものがなければ、何の意味もない。できるだけのことはやったが、残念ながら(セバスチャン・)ベッテルを最後まで抑えきることはできなかった。
レースペースは悪くなかった。ただ、あの位置からのスタートでは、順位を上げていくのは簡単なことではない。クルマのフィーリングは良かったけれども、ポイント圏内でフィニッシュするには、まだ少し足りない部分がある。来週も前進を続けたいと思っている。
アントニオ・ジョビナッツィ 決勝=15位
とても長いレースのように感じた。1周目を終えたところで無線が壊れて、なおさら厳しいレースになったんだ。チームとのコミュニケーションが取れず、最後はとにかくチェッカーフラッグを受けるまで走り続けるだけになった。
難しいレースになった理由のひとつは風だ。強い風のおかげでコーナーごとにクルマの挙動が変わってしまい、なかなかリズムをつかめなかった。
イモラでは、もっといい週末になることを期待している。ポテンシャルはあると思うし、ここと比べればコースの特性も僕らのクルマに向いているはずだからね。