レース7周目、トップ争いが急接近。K-tunes RC F GT3のテールをSUBARU BRZ R&D SPORTが捉え、最終コーナーの立ち上がりで横に並びかける。ストレートではK-tunes RC F GT3に分があり1コーナーでポジションが入れ替わることはなかったが、SUBARU BRZ R&D SPORTのステアリングを握る山内英輝の勢いは劣ることなく、2コーナーでK-tunes RC F GT3新田守男のインに飛び込み再び横に並ぶ。サイドバイサイドのバトルはS字コーナーのふたつ目で山内に軍配が上がり、トップ交代。
一方、抜かれたK-tunes RC F GT3はペースが落ちてしまい、同周には3番手、さらに後続にも先を許してしまい、13周目には8番手までポジションダウンしてしまった。まもなくレース全体周回数の3分の1を過ぎようかという時点で、トップ10はSUBARU BRZ R&D SPORT、ADVICS muta MC86、GAINER TANAX GT-R、Hitotsuyama Audi R8 LMS、RUNUP RIVAUX GT-R、TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT(31号車)、リアライズ 日産自動車大学校 GT-R、埼玉トヨペットGB GR Supra GT、グッドスマイル 初音ミク AMG、PACIFIC NAC D’station Vantage GT3の顔ぶれ。トップのSUBARU BRZは上位陣では1台だけ1分59秒台で周回を重ね、2番手には5秒以上の差をつけた。
レース21周目、埼玉トヨペットGB GR Supra GTがS字でコースオフを喫し、セーフティカーが導入。しかし、埼玉トヨペットGB GR Supra GTは自力でコースに復帰している。一転、トップを走行していたSUBARU BRZ R&D SPORTはセーフティカーの導入でここまでに築いたマージンはなくなってしまい、さらにこの時点でピット作業を終えていないため、トップを明け渡すことになってしまった。
26周目レース再開。同時に先頭集団が一気にピットへ入ってきた。これで事実上のトップはADVICS muta MC86になったものの、27周目の1コーナーでHitotsuyama Audi R8 LMS川端伸太朗がオーバーテイクし、ポジションが入れ替わった。
全車がピットストップを終えた31周目時点でトップ10はHitotsuyama Audi R8 LMS、ADVICS muta MC86、マッハ車検 GTNET MC86 マッハ号、グッドスマイル 初音ミク AMG、T-DASH ランボルギーニ GT3、K-tunes RC F GT3、ARTA NSX GT3、LEON PYRAMID AMG、SYNTIUM LMcorsa RC F GT3、Studie BMW M6という順番に。