トップへ

【関西】住民に愛されている街ランキング1位は「苦楽園口」 「人からうらやましがられそう」という声も

2020年10月22日 07:30  キャリコネニュース

キャリコネニュース

写真

リクルート住まいカンパニーは10月21日、「SUUMO住んでいる街 実感調査2020 関西版」を発表した。調査は3月にネット上で実施し、20歳以上の男女2万9893人から回答を得た。

住民に愛されている街ランキング1位は「苦楽園口」(阪急甲陽線)だった。個性的な邸宅や高台から望む眺望も魅力的。阪神間の住宅街としてのブランド力も高い。苦楽園口駅前の並木道も美しく、パン店やお洒落な雑貨店、洋菓子店など昔から地元民に愛される店も多い。

「テニスコートや体育館などの運動施設が充実している」


「苦楽園口」の回答者からは

「地域の人がその街のことを好きそう」
「テニスコートや体育館などの運動施設が充実している」

といった声が寄せられた。中には「人からうらやましがられそう」という意見もあった。

2位には「中之島」(京阪中之島線)がランクイン。大阪市中央公会堂などの近代建築と企業の超高層ビル群で有名だ。「こども本の森 中之島」や美術館など文化の情報発信地としても注目されている。回答者からは

「今後発展しそう」
「映画館や美術館、動物園などの施設が充実している」

という声が多かった。

3位以降は「甲陽園」(阪急甲陽線)、「芦屋川」(阪急神戸線)、「神宮九太町」(京阪鴨東線)、「夙川」(阪急神戸線)、「四ツ橋」(地下鉄四つ橋線)、「香櫨園」(阪神本線)、「さくら夙川」(JR東海道本線)、「岡本」(阪急神戸線)などと続いた。

今後発展しそうと感じる街、トップ3は「新福島」「福島」「中之島」

今後発展しそうと感じる街ランキングの1位は「新福島」(JR東西線)だった。下町と再開発が入り混じる街で、昔ながらの安くて美味しい飲食店に加え、新進気鋭のお洒落なレストランやラーメン激戦区としても有名だ。駅周辺には2008年に朝日放送が移転以来、「ほたるまち」の再開発で街が活性化している。

2位以降は「福島」(大阪環状線)、「中之島」(京阪中之島線)、「梅田」(地下鉄御堂筋線)などと続き、5位には「南草津」(JR東海道本線)がランクイン。

新快速停車駅でもある南草津駅は、大学や産業施設、公園、医療機関、ショッピングモールなどさまざまな施設が充実し、住宅街として利便性が高い。さらに、湖岸沿いにはお洒落なカフェが増え、BBQや釣りなどのアクティビティも楽しめるとあって今後が期待されるエリアだ。

続いて、教育環境が充実していると感じる街を聞くと、1位は「学研奈良登美ヶ丘」(近鉄けいはんな線)だった。自然豊かな「関西文化学術研究都市」につながる玄関口で、2013年に「近鉄学研奈良登美ヶ丘住宅地」を分譲開始し、子育て世帯が多く住む地域だ。独自の教育システムを構築する奈良学園登美ヶ丘があり、文教エリアとしても知られ、塾などの教育環境も充実している。

次いで「山陽明石」(山陽電鉄本線)が続き、3位には「西神南」(神戸市営地下鉄西神・山手線)がランクイン。1993年に街開きした西神南ニュータウンは、豊かな緑に包まれた住宅団地だ。先端技術産業が集まる神戸サイエンスパークが隣接し、近くの「神戸研究学園都市」では、公立私立問わずさまざまな教育機関・学術機関が集まる。

4位以降は「苦楽園口」(阪神甲陽線)、「アイランドタワー」(六甲アイランド線)、「牧落」(阪急箕面線)などと続いた。