GROWは10月16日、「リモートワークによる健康不安」に関する調査結果を発表した。調査は10月中旬にネット上で実施し、東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県に在住の20~40代600人から回答を得た。
「現在もリモートワークをしている」(32.0%)という人は3人に1人。出社している人が約7割を占めた。
「以前と比べて運動不足になった」とテレワーク中の5割が実感
現在もリモートワーク中の人で、リモートワーク以前に比べて「座っている時間が増えた」(70.3%)という人は7割を超えた。「変わらない」(19%)という人も2割いる。
どのくらい増えたかを聞くと、最多は「1~2時間以内」(39.3%)だった。以降は「3時間以上」(26.7%)、「2~3時間以内」(20.7%)、「1時間以内」(13.3%)などと続いた。また、座る時間が増えた人のうち、過半数は「体の調子が悪い、不安などは感じる」(56.3%)と答えている。
リモートワーク中の人に体調不安を解消するための対策を聞いたところ、最多は「ストレッチをしている」(57.3%)だった。2位以降は「散歩をしている」(41.1%)、「ジョギングをしている」(20.3%)、「フィットネス・ジムに通っている」(9.4%)などと続いた。一方で「何もしていない」(14.1%)という人も一定数いた。
「緊急事態宣言以前と比べて運動不足になった」(28.8%)という人は3割弱。「運動するようになった」(17.0%)という人は2割に満たず、意外にも「特に変わらない」(54.2%)という人が多数派になっている。
一方、リモートワーク中の人においては、5割が「以前と比べて運動不足になった」(45.3%)と回答。「特に変わらない」(28.1%)という人は3割弱だった。