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今年の職場の忘年会、「参加したくない」が6割以上 感染リスクを懸念する人が多数

2020年10月20日 17:00  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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日本フードデリバリーは10月20日、「ウィズコロナ時代における忘年会に対する意識調査」の結果を発表した。調査は今年10月に実施し、同社のフードデリバリーサービス「くるめし弁当」「シェフコレ」会員で20歳以上の男女852人から回答を得た。

「忘年会の参加で新型コロナウイルスへの感染リスクが高まる」と回答した人は計94.9%。今年、職場の忘年会が開催された場合、「参加したくない」が計61.5%となった。

飲食店で忘年会をしたい理由「飲食店を盛り上げたい。好きなお店が閉店して悔しい」

参加したくない理由を聞くと、「新型コロナウイルスへの感染が不安だから」(88.6%)が最も多かった。次いで「終業後に職場の催し物に時間を割きたくないから」(30.0%)、「気疲れして楽しめないから」(27.1%)、「飲み会が苦手だから」(22.9%)と続く。

全員に忘年会の開催場所として望ましいものを聞くと、最も多かったのは「飲食店」(44.8%)。以降、「オフィス」(33.7%)、「オンライン」(24.6%)、「レンタルスペース」(15.0%)と続く。

年代別にみると、20代と30代は「オフィス」(20代52.6%、30代41.8%)が、40代以上は「飲食店」(40代48.6%、50代48.3%、60代以上36.1%)が最多となった。飲食店を選んだ理由としては、「準備等手間が最小限となるため」など手間の面や、

「日常とは異なる場所で、気分転換を込めて行いたいと考えています。その場合、テラス席など密を避けた場所を選びたいです」
「飲食店を盛り上げたいから。好きなお店がいくつか閉店してしまい悔しいので」

といった飲食店の売上に貢献したいという声が寄せられた。一方、「オフィス」と回答した人からは、

「限られた人との接触になるので、感染リスクも抑えられる。移動もなく、出費も無駄なく控えることができるので好ましい」
「衛生管理状態を知っているから安心できる。 他所でやる場合はウィルス対策の頻度や程度を信用できない」

といった声が寄せられた。

忘年会1回あたりの希望予算は「2000円~3000円未満」が最多

忘年会で希望する時間については「2時間未満」と回答した人が82.2%にのぼる。また忘年会を開催する時間帯は「就業中の開催」が47.2%となった。終業後が52.8%と上回るものの、5.6ポイント差で拮抗している。

忘年会1回あたりの希望予算は「2000円~3000円未満」27.8%が最多で、5000円未満は計9割となった。

忘年会で重視するポイントは「感染防止対策を行っている」(75.7%)が最も多く、以降「料理やドリンクの味」(50.1%)、「参加するメンバー」(33.6%)、「会場の雰囲気」(27.8%)と続く。