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滋賀県の近江鉄道バスと湖国バス「ICOCA」システム2021年春導入へ

2020年10月17日 22:31  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
滋賀県彦根市に本社を置く近江鉄道と湖国バスは、JR西日本が展開する「ICOCA」システムを導入することにより、2021年春から両社のバス事業で交通系ICカードの全国相互利用サービスを開始すると発表した。

サービスの開始日は2021年3月27日。近江鉄道バスは一部路線を除くコミュニティバスと路線バス、湖国バスは彦根市・多賀町・甲良町を運行エリアとする彦根営業所の路線バスとコミュニティバスで、それぞれサービスを開始する。

交通系ICカード全国相互利用サービスを開始する路線では、近江鉄道バスまたは湖国バスのバス定期券とJR西日本の鉄道定期券を1枚にまとめられる「バスICOCA定期券」を発売する。

これにともない、交通系ICカード全国相互利用サービスを開始する路線で発行している紙の定期券は、2021年3月中旬以降は発売せず、すべて「バスICOCA定期券」に移行し、精算方法も区間式定期券から金額式定期券に変更する。「ICOCA」導入エリアでは、普通回数券と「あおぞら回数券」も2021年3月末で販売終了となる。近江鉄道バスICカードは3月24日でチャージを終了し、3月31日で利用も終了する。(佐々木康弘)