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【タイム結果】スーパーフォーミュラ第3戦SUGO専有走行、小雨の難コンディションのなか福住仁嶺がトップ

2020年10月17日 12:31  AUTOSPORT web

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雨の専有走行でトップタイムをマークしたスーパーフォーミュラ第3戦SUGOの福住仁嶺
スーパーフォーミュラ第3戦SUGOの専有走行が10月17日(土)に行われ、小雨が降るウエットコンディションのなか、福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がトップタイムをマークした。

 この日のSUGOは予想最高気温が15度という低い気温、さらに小雨が降り続けるという難しいコンディションのなかで1時間の専有走行が行われた。セッション開始から20分ほど過ぎたところで、コロナ禍の影響でこの第3戦SUGOがスーパーフォーミュラデビューとなるセルジオ・セッテ・カマラが3コーナーでスピン。幸い外観で大きな損傷は見られず、その後コース復帰を果たしている。

 翌日、日曜日の予選、決勝日はドライコンディションが予想されるが、各車ウエットコンディションのなかでも積極的にコースインし、特にJMS P.MU/セルモ・インギングの2台、そして福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)、大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)が多くの周回を重ねた。

 セッション時間残り10分を切ったあたりから、各車ウエットタイヤでの一発タイムアタックに入り、まずは大湯都史樹が1分19秒340のトップタイムをマーク。その後、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が1分19秒192でタイムを更新したが、すぐにサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)が1分18秒943でさらに更新。

 ここでチェッカーが出てフェネストラズがトップかと思いきや、最後の最後に福住仁嶺が1分18秒726で逆転してタイムシートの最上位を獲得することになった。

 小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)、ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)をはじめ、数台のマシンは周回数も少なめでアタック合戦は行わなかった模様。この日の午後のフリー走行に照準を絞っているようだ。


■2020全日本スーパーフォーミュラ選手権 第3戦SUGO 専有走行タイム結果(編集部計)
天候:雨 路面:ウエット
Pos.No.DriverTeamEngineTime16福住仁嶺DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA1’18.72624S.フェネストラズKONDO RACINGTOYOTA1’18.943320平川亮ITOCHU ENEX TEAM IMPULTOYOTA1’18.986465大湯都史樹TCS NAKAJIMA RACINGHONDA1’19.024519関口雄飛ITOCHU ENEX TEAM IMPULTOYOTA1’19.192638石浦宏明JMS P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA1’19.360739坪井翔JMS P.MU/CERUMO・INGINGTOYOTA1’19.42685山本尚貴DOCOMO TEAM DANDELION RACINGHONDA1’19.594916野尻智紀TEAM MUGENHONDA1’19.9291012塚越広大ThreeBond Drago CORSEHONDA1’20.2621115笹原右京TEAM MUGENHONDA1’20.4431214大嶋和也ROOKIE RacingTOYOTA1’20.4771318国本雄資carrozzeria Team KCMGTOYOTA1’20.8511464牧野任祐TCS NAKAJIMA RACINGHONDA1’20.950153山下健太KONDO RACINGTOYOTA1’21.2191636中嶋一貴VANTELIN TEAM TOM’STOYOTA1’21.2721750S.セッテ・カマラBuzz Racing with B-MaxHONDA1’21.936187小林可夢偉carrozzeria Team KCMGTOYOTA1’21.247191N.キャシディVANTELIN TEAM TOM’STOYOTA1’26.162