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伊原六花のグラビアは見る人を笑顔にするーーそのポジティブな魅力を考察

2020年10月17日 08:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『週刊少年マガジン』第46号

 伊原六花が10月14日発売の『週刊少年マガジン』第46号の巻頭グラビアに初登場。華やかで明るい姿を6Pのグラビアで見せてくれている。


 伊原六花は、10月24日より放送が開始される市川ヒロシ原作の新ドラマ『どんぶり委員長』で主演を務める。裕福な家庭に育ち、今までどんぶりを食べたことがなかった主人公・委員長(伊原六花)が、クラスの問題児・吉田(小西詠斗)が作った親子丼を食べたことにより、どんぶりの魅力に開花するといったグルメコメディとなっている。深夜の飯テロとして、美味しそうなどんぶりを豪快に食べる伊原六花の姿が見られるはずだ。


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■明るい日常を切り取ったグラビア


 イエローのニットカーディガンを羽織ったグラビアの前半カットは、休日のような穏やかな空気が流れている。明るい光が差し込む部屋で、朝食を食べるカットと、ジェンガで遊ぶカットが掲載されており、少しばかり家庭的な一面が垣間見える。


 伊原六花が世間に知られるきっかけとなったのは、2017年8月の「日本高校ダンス部選手権」で登美丘高校ダンス部として披露したバブリーダンスだろう。女子高生たちが、バブル時代を彷彿とさせるワンレン・ボディコンスタイルで荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」の音楽に合わせてキレキレに踊る映像を、みなさまも一度は目にしたことがあるのではないだろうか。そのとき、センターに立っていたのが伊原六花であり、同時に100人を超える部員をまとめるキャプテンとして注目を集めたのだ。


 人をまとめるのは、人数が多ければ多いほど難しいが、グラビアのほんの些細な家庭的な一面から、伊原六花の面倒見の良さが見えた気がした。それと同時に、彼女と一緒に過ごすことができたら、毎日が楽しそうだとも。そんなふうに思わせる日常的なあたたかさがある。


■夢へと進む明るい笑顔


 後半では、川で遊ぶ無邪気な様子が写されており、伊原六花の明るさとアクティブさが感じられる。


 幼き頃に抱いたミュージカル俳優になる夢。映画『グレイテスト・ショーマン』で主演を務めたヒュー・ジャックマンのような、歌って踊れるマルチなエンターテイナーを目指している。その夢を叶えるために、小学生の頃から歌やダンスのレッスンを受け、子どもミュージカルの舞台にも立ち、一歩ずつ努力を重ねていった。


 今年4月には、ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』日本キャスト版Season3でヒロインのマリア役を務めることが決まり、念願のミュージカルデビューを果たす予定だったが、残念なことに新型コロナの影響で全公演中止となってしまった。仕方のないこととはいえ、悔しさもあっただろう。


 けれど、伊原六花の魅力は、全てをポジティブに捉えて前を向ける真っ直ぐさにある。着々と夢へと進んでいく足跡は、きっと未来の大舞台へと繋がっている。事態が収束したら、きっとどこかで……。心から楽しんでいるような明るい笑顔のグラビアを見ていると、そう願わずにいられない。


■とり
日々グラビアに勇気と希望をもらって生きており、 グラビアを熱くドラマチックに語るのが趣味。 読んだ後に心が豊かになるような文章を心がけています。 好物はカレーとサーモンです。