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ケイタマルヤマがピッタマスクとコラボ、"クチュールマスク"を披露

2020年10月16日 20:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

ピッタマスクとのコラボショーより Image by: ケイタマルヤマ
丸山敬太が手掛ける「ケイタマルヤマ(KEITA MARUYAMA)」が、マスクブランド「ピッタ・マスク(PITTA MASK)」とのコラボレーションショーをデジタル上で発表した。映像にはCGや高精度3Dスキャン、ヴァーチャル撮影といった最先端テクノロジーを活用し、出演者の福士リナ以外は全てCGのヴァーチャル空間を舞台にした。撮影にはフォトグラファーの桐島ローランドが代表を務めるCyberHuman Productionsと6秒企画が協力した。

 コラボショーは「MASK×FASHION」をコンセプトに掲げるピッタマスクがケイタマルヤマにオファーしたことで実現。今年3月の「Rakuten Fashion Week TOKYO 2020 A/W」で披露する予定だったが、新型コロナウイルスで中止となっていたため、今シーズンに後ろ倒しする形となった。
 ショーのテーマはマスク(Mask)と仮面舞踏会の参加者(Masquerader)を掛け合わせた「マスクアレーダー(Maskuerader)」に設定し、映像は「オリエンタル」「フォークロア」「フェアリーテール」「パーティ」の4場面で構成した。コレクションでは「新しい服を創ることだけが、新しいモードなのか」という問いから、新作を一切発表せずにブランド立ち上げてから26年間のアーカイヴを用いて"リスタイリング"。デビューコレクションのアイテムなども取り入れ、全16ルックを披露した。
 映像で福士は、丸山がデコレーションしたピッタマスクを着用。クチュールのようなマスクは場面ごとに異なるデザインが披露され、赤いビーズでドラゴンを刺繍し耳元にフリンジをあしらったタイプや、鮮やかな造花をふんだんに使用したデザイン、キルティング加工にパールを施し、耳元に羽のモチーフを取り入れたマスク、左右にボタンを複数あしらったタイプの4種を製作した。現時点でマスクを販売する予定はないが、将来的には製品化も視野に入れているという。

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