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バンタンとパルコによる「アジアファッションコレクション」NYコレクション参加の3ブランドが決定

2020年10月15日 21:22  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

左から「ベーシカルダイアメントカラー」「ヨンロクサン」「カオイズム」 Image by: FASHIONSNAP.COM(Ippei Saito)
バンタンとパルコが協業し、日本をはじめアジアから世界を舞台に活躍できるファッションデザイナーの輩出を目指す「アジアファッションコレクション(Asia Fashion Collection)」(以下AFC)東京ステージが、10月15日の今日開催された。新國あおいが手掛ける「ヨンロクサン(YONLOKUSAN)」、小口大輔による「ベーシカルダイアメントカラー(BASICAL DIAMENTS COLOUR)」、冨山華緒の「カオイズム(kaoism(e))」がグランプリを受賞。同3ブランドは、来年2月に行われるニューヨークファッションウィークでショーを行う予定だ。

 AFCは日本をはじめとするアジアの若手デザイナーに、ニューヨークコレクションでのランウェイデビューのチャンスや、東京やアジアのファッションイベントに参加する機会の提供などを通じて、デザイナーの成長を促すことを目的としたプロジェクト。2013年にスタートし、今年で8回目の開催となる。審査員にはWACK代表で「ネグレクトアダルトペイシェンツ(NEGLECT ADULT PATiENTS)」のクリエイティブディレクターを務める渡辺淳之介が新たに加わった。
 最終審査にはグランプリの3ブランドに加え、島村明樹、田村春乃、上田優実、田中もえ、佐々木ミカらが手掛ける国内全8ブランドが参加。このほか、すでにニューヨークコレクションへの参加が決定している韓国の「コンティニュード スタジオ(continued_studio)」と台湾の「スィズィジィ(Syzygy)」が加わり、計10ブランドがランウェイショーを行った。
 グランプリを受賞した3ブランドは、来年2月に行われるニューヨークファッションウイークに参加した後、日本を含むアジアでの販売や受注を目的とした事業化支援プログラムに参加する。
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