10月13日、スーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦しているAruba.it レーシング-ドゥカティは、2021年にマイケル・ルーベン・リナルディを起用すると発表した。
リナルディは2014年にスーパーストック600の参戦をはじめ、翌年に1勝を含む4度の表彰台を獲得してランキング2位につける。2016年からはドゥカティに乗り換えスーパーストック1000クラスを戦い2017年は3勝してチャンピオンに輝いた。
2018年からAruba.it Racing - Junior TeamでSBKデビューを果たし、昨年はBARNI Racing Team、そして今季はTeam GOELEVENからエントリーすると第5戦テルエルのレース1で初優勝を挙げる活躍を見せた。
そんなリナルディは、チャズ・デイビスの後任として2021年にAruba.it レーシング-ドゥカティに移籍。スコット・レディングとともにファクトリー仕様のドゥカティ パニガーレV4 Rを駆りSBKを戦うことになる。
リナルディはAruba.it レーシング-ドゥカティに加入することについて以下のようにコメントした。
「ドゥカティでエキサイティングな時を過ごして、オフィシャルチームに参加することは僕にとって名誉であり、長年の仕事の質の高さを証明することでもある。僕の最初の目標は、与えられた信頼に、結果を通じて報いることだ」
「イタリア人ライダーにとって、ドゥカティでレースをすることは特別であり、ドゥカティのスタッフの情熱が僕にさらなる後押しを与えてくれると確信している。いつも信じてくれたステファノ・チェッコーニとAruba.itファミリーに感謝する」
「そしてゴーイレブンチームの全員が理想を受け入れてくれた。彼らのおかげで、この大きな目標を達成するための飛躍を遂げることができた。もちろん、家族にも感謝したいし、彼らと一緒に素晴らしい結果を達成するために、全力を尽くすことを彼らに約束できると感じている」