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アップルが5G対応の新型モデル「iPhone 12」発表 本体側面はフラットなデザインに

2020年10月14日 04:42  Fashionsnap.com

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iPhone 12 Image by: Apple
アップル(Apple)がアメリカ現地時間10月13日、「Apple Event」をオンライン上で開催し、新型iPhone「iPhone 12」「iPhone 12 mini」「iPhone 12 Pro」「iPhone 12 Pro Max」を発表した。 こちらもチェック アップルが全5色展開の新型iPad Air発売、フルスクリーンを採用

 iPhone12シリーズは5G通信に対応し、4Gbpsのダウンロードや200Mbpsのアップロードが可能。30地域100キャリアで展開する予定で、日本ではドコモ、au、ソフトバンクの3社のキャリアが対象となる。
 第4世代となる新型「iPad Air」と同じ「A14 Bionicチップ」を採用し、6.1インチのSuper Retina XDRディスプレイを搭載。画面には強化ガラス「セラミックシールド」を使用したことで、耐久性の高さが向上した。デザインは第4世代のiPad Airと同様、側面をカーブさせずにフラットなスクエア型のフォルムに仕上げた。スクエア型のデザインを採用したiPhoneが登場するのは、2016年に発売した第1世代のiPhone SE以来となる。背面にはワイヤレス充電機能「MagSafe」を搭載し、磁石でワイヤレス充電機とiPhone本体を固定し、充電しやすくする。カメラはiPhone11と同様、デュアルカメラシステムを搭載。広角や暗所撮影のパフォーマンスはiPhone11よりも向上させた。iPhone12 miniのスペックはiPhone12と同様で、ディスプレイのサイズは5.4インチ。いずれもカラーはブラック、ホワイト、ブルー、グリーン、(PRODUCT)REDの5色をラインナップする。価格はiPhone 12が799ドル~、iPhone 12 miniが699ドル~。各モデルは10月16日に予約受付を開始し、23日に一般発売する。
 iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxでは、iPhone 11のProモデルと同様、望遠カメラ、広角カメラ、超広角カメラの3つのカメラを搭載。これに加え、写真の編集ができるApple ProRAWや、光が対象物に到達してから反射して戻るまでの時間を測定して距離を割り出すライダー(LiDAR)スキャナを新たに採用した。ライダースキャナは最大5m先周辺の対象物までの距離を計測し、周囲の環境をより詳細に認識できることで、拡張現実(AR)体験が向上する。それぞれディスプレイのサイズは6.1インチ、6.7インチ。カラーはいずれもグラファイト、シルバー、パシフィック・ブルー、ゴールドの4色が揃う。価格はiPhone 12 Proが999ドル~、iPhone 12 Pro Maxが1099ドル~。いずれも11月6日から予約を受け付け、13日に一般販売する予定だ。また、純正アクセサリーとして、シリコンやレザー製のMagSafe対応のiPhoneケースを発売するほか、iPhoneの背面に固定できるレザーウォレットを展開する。
 このほか同日、スマートスピーカー「HomePod」の新作「HomePod mini」が発表された。
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