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MotoE、ワンメイクレースとして継続。エネルジカが2022年まで電動バイクを供給

2020年10月13日 18:31  AUTOSPORT web

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2020MotoE第5戦フランスGP
ドルナスポーツは10月8日、エネルジカ・モーター・カンパニーとの間でFIM Enel MotoE World Cup(MotoE)のワンメイク電動バイクの供給について2年間の契約更新をしたと発表した。エネルジカはチャンピオンシップ初年度の2019年から2022年まで電動バイク、エネルジカ・エゴ・コルセのサプライヤーを務めることとなった。

 電動バイクのチャンピオンシップであるMotoEは、ロードレース世界選手権MotoGPとの併催でヨーロッパを中心に開催されており、エネルジカ・モーター・カンパニーのスーパーバイク『Energica Ego Corsa(エネルジカ・エゴ・コルセ)』のワンメイクで2019年から始まったレースだ。

 エネルジカ・エゴ・コルセにはブレンボ製のブレーキ、オーリンズ製のサスペンション、マルケジーニ製のホイールを搭載。ほかに、タイヤサプライヤーはミシュラン、オフィシャルスマートチャージングパートナーはエネル、オフィシャルデーターアクイジションはデロルトが担当している。

 MotoEはすでに2シーズンを終えており、初代王者はマッテオ・フェラーリ(トレンティーノ・グレシーニMotoE)、2020年はジョルディ・トーレス(ポンス・レーシング40)がチャンピオンを獲得した。

 そんなMotoEは、エネルジカがドルナスポーツとシングルモーターサイクルサプライヤーの契約を2年先まで延長したことにより電動バイク、エネルジカ・エゴ・コルセを2022年まで供給することが決定した。

 ドルナスポーツの最高経営責任者であるカルメロ・エスペレータは「MotoEは我々の最新プロジェクトのひとつであり、始まって以来、信じられないようなレースと激しい競争となり、最もエキサイティングなプロジェクトであることが証明された」とコメントした。

「エネルジカとその世界をリードするモーターサイクルは、その成功に欠かせないことをあらゆる段階で証明した。MotoEで引き続き仕事できることを嬉しく思うし、エネルジカをパートナーと呼べることを誇りに思う」