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岡崎体育、サイン転売屋は「ファンですの声に感情や表情ない」「新大阪駅が最も出現率高い」との声も

2020年10月13日 11:51  Techinsight Japan

Techinsight Japan

岡崎体育があげた“サイン転売屋”の特徴に同業者も反応
シンガーソングライターの岡崎体育が、ファンを装ってサインをもらいネットオークションに出品して稼ごうとするいわゆる“サイン転売屋”についてTwitterで持論を展開した。岡崎による“サイン転売屋”の特徴はパフォーマンスグループ・AAAの末吉秀太が「的確過ぎて笑いました」とコメントしたのをはじめ、多くの共感を呼んでいる。

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岡崎体育が10月11日に「僕の経験から推測する“サイン転売屋”の特徴をまとめてみました」と投稿したのは、次のようなものだ。

「フェス会場の最寄駅改札付近や空港ロビーにいる(もしくは東京・品川駅や羽田・成田空港)」
「男性3~4人で固まって行動する」
「『ファンですサインください』という声に感情や表情がなく、高揚感や興奮が身体に出ない」
「ファンと自称する割に『2ndアルバムの1曲目は?』という問いに答えられない」
「サインを断ると『友達が前にもらったって言ってました』と言う」
「上記の発言後にもう一度断ると諦めて一瞬で引く 『応援してまーす』と言って定位置に戻り次のアーティストを狙う」

岡崎体育と言えば、いろいろなアーティストのミュージックビデオにありがちな演出やシチュエーションをパロディにした楽曲『MUSIC VIDEO』(2016年5月発売のアルバム『BASIN TECHNO』収録)の内容が「あるあるネタのようだ」とウケて話題になったものだ。

今回の“サイン転売屋”の特徴に関しても『MUSIC VIDEO』で発揮したような観察眼の鋭さがうかがわれた。ファンからは「体育くんすごーい 2ndアルバムの一曲目訊くの、いいチョイスですね。好きな曲5曲あげて、とかだと攻略されちゃいますかね(汗)。サイン転売する人生より、本当の岡崎体育ファンになった人生の方がずっとずっと幸せなのになぁ」などの反響があった。

また“サイン転売屋”に遭遇した体験があるアーティストは少なくないようで、Dragon Ashのドラム担当・桜井誠が「新大阪駅が最も出現率高い。も付け加えておいて!!」と反応すれば、ヒャダインこと前山田健一は「『名前は入れないで大丈夫です』てのも特徴でんな」とコメントしていた。

他には「『ファンですサインください』なんて、推しの前で冷静に言えるわけないです」と真のファン心理を代弁する声や、「そんな輩がいるんですね…失礼極まりない愚行 囮捜査で一網打尽にしてもらいたい」と願う声も見受けられた。

ちなみに西川貴教は、2018年1月8日にTwitterで「品川駅などで有名人見つけては『サイン下さい』ていうみんな、持ってるカバンの中から分厚い色紙の束が見えてるし」と“サイン転売屋”を見抜き、「本当に喜んでくれるならと思って書いて下さる有名人の方にも失礼なので『ファンです』じゃなく『書いてもらった色紙をこの後ネットで販売しますが、書いてもらえますか?』て言おうね」と呼びかけていた。


お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおは、2018年4月2日にブログで「名古屋駅に行くと…必ずサイン色紙の束を持った団体がいる。あれ、何なんだろうか…」と“サイン転売屋”と思しき集団に触れており福岡空港、新大阪駅、品川駅、京都駅でも見かけるという。「少年を使って、誰か芸能人を見つけると走って行かせてサインをねだらせる。決して、イベントでは見ない顔ぶれ。正直、あまり気分は良くない」と訴えていた。

さらにEXITの兼近大樹に至ってはネットで自身のサインが転売されているのを見つけ、2019年8月20日にTwitterで「こんなもん6000円で買うんジャネー」「出来る限り書くからかかってこいやぁーー 価値なくしたるたるソース…」と呼びかけた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)