2020年F1アイフェルGP決勝で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは11位だった。11番グリッドからミディアムタイヤでスタート、11周目にハード、41周目にソフトに交換して走った。
■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 決勝=11番手
少しはポイントを持ち帰りたかったけど、タイヤに苦しめられて、とても厳しい戦いになった。
スタートは悪くなかったと思う。ミディアムコンパウンドを履いていたのに、アルファロメオの(アントニオ・)ジョビナッツィに抜かれて、ひとつ順位を下げただけだったからね。ただ、タイヤの温度がちょうどウインドウに入ったところで彼につかえてしまい、なかなか抜けなくて苦労した。そこでリスクを取りすぎて、タイヤを傷めてしまったのかもしれない。結果として、僕はピットインを余儀なくされ、そこからの挽回はすごく難しいものになった。
終盤にセーフティカーが入った時には、ポイント圏内に入るチャンスがありそうだと思った。(ケビン・)マグヌッセンと争い、ジョビナッツィを抜こうとトライしていたからだ。でも、結局は最後の1ポイント(10位)を手にすることができなかった。本当に厳しい一日だった。