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『I-LAND』から誕生したENHYPEN、7人の実力とキャラクターを改めておさらい それぞれの個性が結びつき無敵のグループに

2020年10月10日 12:01  リアルサウンド

リアルサウンド

ENHYPEN

 BTSやTOMORROW X TOGETHERの所属事務所であるBig Hit EntertainmentとCJ ENMによるアイドル育成リアリティ番組『I-LAND』。113日間の戦いを走りきった7人が、世界で活躍するグループ・ENHYPEN(事務所はBELIFT LAB所属)としての歴史を刻み始める。


(関連:『I-LAND』、7名が新グループ ENHYPENとしてデビューへ 惜しくも脱落したのはケイ&ダニエル


 今回は、そんな奇跡のグループを構成するメンバーを1人ずつ紹介していきたい。


 まずは最年長のHEESEUNG。準備生時代からすでに“カリスマ”として他の準備生とは一線を画していたHEESEUNGは、『I-LAND』内でも憧れの的として注目されていた。


 美しい顔立ちにマッチした美麗な歌声と、舞台の上でのキリッとした表情、そしてキレのあるダンスなどパフォーマンスの面において完璧である。そんな優等生ぶりもさることながら、メンバー達を優しく包むように支えたり、練習に対する真摯な姿勢が伺えたりとその魅力は内面にもたっぷり感じられる。


 2人目は努力の天才、JAY。JAYの持ち味は真っ直ぐな心と努力する才能だろう。何度でも挑戦し続け、目標に向かって休むことなく走り続けた。特筆すべきところは、その努力が自分のためだけのものではない点。ライバルでもある友達のために動く、誰かのために努力することも怠らない人だ。それ以外にも、ENHYPENのJAPANオフィシャルTwitterで流暢な日本語を披露するなどパフォーマンス以外の才能も見せている。


 一方で番組内では終始メンバーにいじられており、親しみやすく愛されるキャラクターの持ち主だ。


 3人目はアイドルになるためオーストラリアから韓国にやって来たというJAKE。『I-LAND』に出演する前の準備生期間はなんと9カ月と驚異のスピードでデビューを迎えた。その練習期間の短さから難易度の高いテストに苦戦する姿を見せていたが、審査員からのフィードバックをうまく吸収・改善し、テストのたびに自身のレベルをあげていった。それぞれの舞台でクールなものから可愛らしいものまで印象が変わるのもJAKEの魅力の一つだ。


 4人目はSUNGHOON。王子様のような柔らかく甘いマスクで、視聴者だけでなく他の準備生からもビジュアル面を評価されていたSUNGHOON。なんと元フィギュアスケーターという経歴の持ち主だ。


 SUNGHOONはしなやかな動きからキレのあるダンスまで、さまざまな舞台をこなすことができる。パフォーマンス面では見るものを釘付けにする美しさ、そして番組ビハインドでは他のメンバーを笑わせるお茶目な姿を見せるといったギャップもチャームポイント。


 5人目は愛嬌の星に生まれたSUNOO。SUNOOは短い練習期間にも関わらずその可能性を見出されPART2に進出、そこで驚異的な進化を遂げデビューに至った。


 キュートなコンセプトのステージに挑めばピカイチで、プロデューサー陣からも「水を得た魚のよう」と表現されていた。


 ビハインドでも常にカメラの向こうのファンに声をかけるなど、まさにアイドルになるために生まれて来たような人間だ。


 6人目はJUNGWON。完成された顔立ちやパフォーマンス力からは想像もつかないが、まだ16歳だ。視聴者からの最終投票で1位を獲得してデビューを掴み取った。


 JUNGWONは、安定した歌唱力と抜群のダンスパフォーマンスのセンスで見るものを驚かせる。えくぼが魅力的な爽やかな笑顔や、キレキレのダンスなど活躍の幅は広い。ENHYPENでもオールラウンダーとして活躍していくだろう。


 最後に紹介するのは唯一の日本人メンバー、NI-KI。NI-KIのダンスの実力は番組当初から目立っており、他の準備生からもお墨付き。14歳と最年少だが、ダンスの実力は最年長のHEESEUNGも認めている。


 普段見せている少年らしい立ち振る舞いは舞台に上がるとすっと消え、その鋭い目と表情に圧倒される。実力はもちろん今後の成長にも期待できる存在だ。


 この7人で構成されるENHYPENのグループ名には「つながり・発展・成長」という意味を含んでおり、それぞれ輝く個性をもった7人の少年たちが境界を越え連帯をなし、さらに大きな夢に向かって挑戦して共に成長するときう意味も込められている。


 アイドルとして必要なスキルを兼ね備え、勝ち抜いて来た7人。1つの点として存在していたそれぞれの個性が結びついた今、彼らは無敵のグループとして一歩を踏み出しているところだ。『I-LAND』での活躍を応援してくれたファン、そして共に戦ったたくさんの仲間たちの思いを背負いながら、世界で活躍するアーティストになっていくだろう。(フルヤトモコ)