トップへ

「パレス」のユニフォームで50万円の罰金、ロードレースチームがジロ・デ・イタリアで着用

2020年10月09日 22:22  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

写真
ロードレースチーム「EFプロサイクリング」が、イタリアで開催中の第103回ジロ・デ・イタリアで「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」とサイクリングアパレルブランド「ラファ(Rapha)」のコラボレーションアイテムを着用し、国際自転車競技連盟(UCI)からチーム8人と監督1人の合計4500スイス・フラン(約50万円)の罰金を受けた。アイテムの随所にパレス スケートボードのアヒルのグラフィックが施されていることから「アヒルジャージ」と親しまれており、第3ステージではアヒルジャージを着用したEFプロサイクリングのホナタン・カイセド(Jonathan Caicedo)が区間優勝した。

 2005年にデビューしたEFプロサイクリングは、アメリカを拠点に活動するロードレースチームで、ピンクのジャージをメインユニフォームとして設定している。ジロ・デ・イタリアでは、総合成績1位の選手が「マリアローザ」と呼ばれるピンクのジャージを着用することから、EFプロサイクリングはユニフォームを変更。マリアローザとの差別化を図るためパレス スケートボードとラファのコラボによるレースジャージを着用して大会に挑んだが、国際自転車競技連盟はEFプロサイクリングのユニフォームに対して、事前に申請されたデザインと異なることから規則違反として罰金を命じた。
 コラボアイテムは、パレス スケートボードがデザインを担当。ストリートウェアのデザインで培ったデザインを落とし込み、パレス スケートボードのロゴやアヒルのグラフィックをあしらったエアロジャージ、ビブショーツ、トレーニングジャージ、ソックス、ミュゼットバッグ、サイクリングキャップ、ベントラルヘルメットのレース用ユニフォームに加え、レース後に着用するカジュアルウェアとしてゴアテックス(GORE-TEX®)搭載のレインジャケットや、フーディー、Tシャツ、ロングスリーブTシャツ、スナップバックキャップを製作した。なお、同コラボアイテムはカプセルコレクションとして10月10日11時からパレス スケートボードとラファのオンラインストアで販売する。
関連記事 パレス スケートボード×ゴアテックス、水滴のグラフィックをデザインしたセットアップ発売

■PALACE SKATEBOARDS×Raphaオンラインストア:パレス スケートボード、ラファ ■EFプロサイクリング公式インスタグラム