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葬式にまつわる怖いエピソード「知らない親戚が来て遺産を要求してきた」「葬儀代がトータル800万円超え」

2020年10月09日 18:20  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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“葬式”と聞くと悲しい、暗い、といったイメージが浮かぶが、葬式に関連して怖い経験をした人もいるようだ。ガールズちゃんねるに10月8日、「葬儀での怖い話」というトピックが立った。

「私の元彼の実家は、坊さんへのお布施だけで200万円出したって」
「うちの祖母は信心深くて存命の時から寺に頻繁に寄付をしていて、亡くなった時は祖母の希望でトータル800万を超える葬式を上げた」

オカルト的な話が寄せられるのかと思いきや、想像以上に葬儀の費用が掛かったことに恐怖心を覚えたという人は多い。故人が無くなったことよりも、葬儀の費用にギョっとしてしまうことは珍しくなさそうだ。(文:石川祐介)

名乗らない人から「葬儀はいつですか?」と電話

葬式を挙げると知らない人からの電話がかかってくるという。

「父が亡くなった時に名乗りもせずに、明日の告別式は何時からですか?って電話がかかってきたよ。気味悪かった…」
「家族が亡くなった時に電話で近所の○○ですけど葬儀の日程を教えてほしい(おばあさんの声だった)って言われて教えてしまったんだけど、母に伝えたらご近所にそんな人いないと言われた」

葬式や告別式に出かけるタイミングを狙っている空き巣もいる。そのため、知らない人に葬式などのスケジュールを教えるのは慎重になったほうが良さそうだが、

「祖父のお葬式で家を空けるのは危ないからと祖父の妹が残ると言って動かないので留守をお願いした。戻ったら妹の姿はなく祖父の家の骨董品や着物などごっそり無くなっていた」

と身内に盗人がいるという斜め上を行くケースもあった。

誰かが亡くなると冷静な判断ができなくなってしまうが、内にも外にも葬式というタイミングを見計らって、悪事を働く人間が一定数いることは頭に入れておきたい。

「お坊さんが何かにつけてお金をせびってくる」

人の業に恐怖心を覚えたという声も散見された。

「いとこのお姉ちゃんが亡くなった時のお葬式で、それまで泣いてた親戚のおばさん達が、葬儀が終わった途端にお供え物を持ち帰る仕分けのためにじゃんけんを始めた」
「友達のお爺さんが自営業してたんだけど、亡くなったらゾロゾロ知らない親戚がきて相続分けを要求してきた話は怖かった」

遺産で親族が揉めるのは悲しい。死後に厄介なことにならないよう、生前に遺言書を作成しておきたいところだ。

ほかには、「お坊さんが何かにつけてお金をせびってくる」という書き込みも。

「例えば長男の叔父が供養費?払ったのに、次男の父にも追加で20万請求してきたり。家族の懐事情を判断して、吹っかけてきてるっぽい」

残念ながら欲にまみれたお坊さんも存在するようだ。

コメントを見ていると、故人を快く送り出すことの難しさを感じてしまった。だからこそ自ら“終活”をする人もいるのだろう。