CCC MARKETING HOLDINGSは10月2日、アウトドアに関する調査結果を発表した。調査は8月末に18~69歳の男女1501人から回答を得た。
アウトドア歴を聞くと、最多は「10年以上」(16.6%)だった。以降は「2~3年」(9.3%)、「1年以下」(8.5%)、「4~5年」(7.3%)、「6~9年」(3.3%)と続いた。一方、「アウトドアはしない」という人は55.0%だった。
50~60代の男性の3人に1人は「アウトドア歴10年以上」
性年代別に見ると、10~20代の男性は1年以内にアウトドアを始めた人が16.3%で他より多かった。また、50~60代の男性は3人に1人は「10年以上」(34.3%)で、昔からアウトドアが好きな人が多いようだ。
どういったアウトドア用品を持っているかを聞くと、最多は「クーラーボックス」(68.9%)だった。2位以降は「チェア」(61.5%)、「ランプ・ランタン」(51.0%)、「テーブル」(49.2%)、「シュラフ」(46.2%)と続いた。
これから買う予定のものは、「ダッチオーブン」(11.1%)や「ヘッドライト」(10.4%)、「タープ」(10.1%)が上位に挙がった。ダッチオーブンはインスタ映えの代表アイテムとして人気を博した。
キャンプに興味がある人は半数 年1回以上キャンプをしている人は約4割
実際にキャンプに興味が「とてもある」、「まあまあある」と回答した人は50.6%だった。年代別では、10~20代は57.7%、30~40代では50.7%、50~60代では45.6%で、年代が上がるほどキャンプへの興味は下がる傾向にある。
また、アウトドア歴がある人の73.6%は宿泊キャンプの経験があった。年1回以上キャンプをしている人は約4割(36.4%)となっている。
キャンプを始めたきっかけやする理由を聞くと、最多は「自然や非日常の風景・経験を楽しみたいから」(44.9%)だった。
以降、「友人・知人に誘われたから」(35.8%)、「共同作業をすることで家族や友人との絆を深めたいから」(17.5%)、「初心者でも安全に過ごせる施設・設備が整ったキャンプ場が増えてきたから」(16.9%)、「手ぶらで気軽に行けるキャンプ場も増えてきたから」(15.3%)と続く。
性年代別では、10~20代の男性は「サバイバルや野性味を味わえるから」(19.1%)、30~40代の女性は「コロナ禍でも安心してレジャーを楽しみたいから」(14.8%)が多かった。
キャンプへ行ったらやりたいことのTOP3は「バーベキュー」(59.3%)、「花火」(40.5%)、「天体観測」(38.2%)だった。