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メルセデス・ベンツ、新型「E クラス クーペ/カブリオレ」発表

2020年10月08日 17:12  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
メルセデス・ベンツ日本はこのほど、新型「E クラス クーペ/カブリオレ」の予約注文の受付を開始した。ユーザーへの納車は10月より順次予定している。今回それぞれ、「E クラス クーペ」は2017年、「E クラス カブリオレ」は2018年の新型発表以来の大幅刷新となる。

メルセデス・ベンツの中核をなすモデルである「Eクラス」をベースにスタイリッシュさを追求し、伝統的な2ドアクーペフォルムを採用した「Eクラス クーペ」と、オープンエアドライビングによる、豊かなカーライフを提供する「Eクラス カブリオレ」は、セダンそしてステーションワゴンと共に、代々ユーザーの多様なニーズに応えるために開発されてきた。

そして2020年、「Eクラス クーペ」は、メルセデスクーペの伝統的プロポーションである、流れるように美しいルーフライン、そのラインが流れ着く大胆で力強いリアエンドを踏襲。控えめでシンプルなラインと官能的な面、そして陰影の効果が相まって美しくエレガントなエクステリアを表現するとともに、スポーティかつ力強さも強調している。

「Eクラス カブリオレ」は、「Eクラス クーペ」のボディデザインをベースにしており、ソフトトップを閉じている時はメルセデスの伝統的な流れるように美しいクーペのようなスタイリング、ソフトトップを開けた時にはカブリオレならではの伸びやかなプロポーションが目を惹く。

また、11色のエクステリアカラー(「メルセデスAMG」モデルは12色)とブラック、ブラウン、ダークブルー、ダークレッドの4色のソフトトップカラー、そして6種類のインテリア(「E 450」と「メルセデスAMG」モデルは5種類)の組み合わせによる、自分だけのファッション性の高い車に仕上げることも醍醐味の一つとなる。

今回の新型ではフロントエンドのヘッドライトに、最新のメルセデス・ベンツのスポーティモデル群に共通する、上下方向に薄く、わずかに切れ上がるデザインを採用。ラジエーターグリルは下部が広がる台形となるとともに、クローム仕上げのダイヤモンドグリルを採用した(「メルセデスAMG」モデルを除く)。バンパー下部左右に2本のフィンが配置されるなど、シャープでダイナミックな印象を強めている。

新しく採用された新世代ステアリングホイールは、3本のツインスポークを採用し近未来的なスポーティさを演出。また、ナビゲーションやインストゥルメントクラスター内の各種設定や安全運転支援システムの設定を全て手元で完結できる機能性も有している。

さらに、従来はタッチコントロールボタンへの接触やステアリングホイールにかかるトルクで判定していた、ディスタンスアシスト・ディストロニック使用時のハンズオフ検知機能のために、新たにリムに静電容量式センサーを備えたパッドを採用。これにより、ステアリングホイールにかかるトルクがなくとも、ドライバーがステアリングホイールを握っていることが認識され、ディスタンスアシスト・ディストロニックの使い勝手を向上している。

そのほか、対話型インフォテインメントシステム「MBUX」にARナビゲーションの採用や、同社最新の安全運転支援システムを搭載するなど、安全性と快適性をさらに向上している。

メーカー希望小売価格(税込)は、「クーペ」が832万円~1,305万円。「カブリオレ」は871万円~1,364万円。(エボル)