なかでも1曲目『悪魔のハイウェイ』(Runnin’ with the Devil)のミディアムテンポで重厚なバンドサウンドに続く2曲目『暗闇の爆撃』(Eruption)で見せたソロギタープレイは、ロックギターの歴史を変えるほどの破壊力があった。左手と右手の指でフレットを叩くように押さえたり(ハンマリングオン)はじいたり(プリングオフ)してトリルするいわゆる「両手タッピング」で違和感なくメロディアスなフレーズを弾くテクニックは「ライトハンド奏法」と呼ばれた。山本恭司は当時のギター雑誌でいち早く「ライトハンド奏法」を解説しており、さらに独自の工夫を加えてプレイしたものだ。
画像は『Kyoji Yamamoto(山本恭司) 2020年10月7日付Twitter「革新的でありながらいつも嬉しそうに物凄いギターを弾きまくる。」』『Michael Jackson 2020年10月7日付Twitter「We are saddened to learn of the passing of Eddie Van Halen.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)