「PASMO」と同様のサービス「iPhone」「Apple Watch」で利用可能に

PASMO協議会はこのほど、「PASMO」の「Apple Pay」対応を10月6日から開始したと発表した。これにより、「iPhone」「Apple Watch」で交通系ICカード「PASMO」と同様のサービスが利用可能になる。

「Apple Pay」の「PASMO」サービスを利用すると、非接触でチャージや定期券の購入が可能となり、より安全・安心に鉄道・バスや電子マネーが利用できる。利用を開始するには、iOS標準の「Wallet」アプリを開き、手持ちの「PASMO」カードを「iPhone」「Apple Watch」へ移行することで、定期券やチャージ残額などもそのまま引き継ぐことが可能。「PASMO」カードを持っていない場合は、「Wallet」アプリや「PASMO」アプリから新しい「PASMO」をデジタル発行することもできる。

また、クレジットカードを「Wallet」アプリや「PASMO」アプリに設定すれば、チャージや定期券の新規購入、継続購入が素早く簡単に行える。「PASMO」加盟事業者や関連会社が発行するクレジットカードをオートチャージカードに設定すると、当該カードの特典も利用できる。

対応端末は、「iOS14」がインストールされている「iPhone 8」以降、「watchOS 7」がインストールされている「Apple Watch Series 3」以降となる。（木下健児）