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『罪の声』『騙し絵の牙』映画化 いま一番新作が待たれる作家、塩田武士 2年ぶりの新刊

2020年10月07日 15:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 『罪の声』『騙し絵の牙』の映画化で話題の作家・塩田武士が、2年ぶりの新刊となる『デルタの羊』を10月7日にKADOKAWAより発売した。


 アニメ製作プロデューサー・渡瀬智哉は、念願だったSF小説『アルカディアの翼』のテレビアニメ化に着手する。しかし業界の抱える「課題」が次々と浮き彫りとなり、波乱の状況下、窮地に追い込まれる。一方、フリーアニメーターの文月隼人は、ある理由から波紋を広げる“前代未聞のアニメ”への参加を決意するが……。アニメに懸ける男たちの人生が交差するとき、【逆転のシナリオ】が始動する……。


 製作委員会、制作会社、ゲーム、配信、中国、テクノロジー、 コロナ後。日本のアニメの“リアル”を徹底的に描いた意欲作となっている。


■書籍情報
『デルタの羊』
著者:塩田武士
発行:株式会社KADOKAWA
定価:本体1,700円+税