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ロエベと6シーズン連続コラボ、自分自身を双子にするアーティスト フミコ・イマノが個展を開催

2020年10月06日 18:03  Fashionsnap.com

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sacre coeur/paris/2017 2017/2020 Image by: © fumiko imano, Courtesy of KOSAKU KANECHIKA
 フミコ・イマノ(fumiko imano)が、個展「somehow somewhere sometimes at some place for some reason」を天王洲のアートコンプレックスにあるギャラリーKOSAKU KANECHIKAで開催する。期間は10月17日から11月21日まで。 fumiko imanoへのインタビュー 【インタビュー】自分を双子に ロエベが注目した日本人アーティストfumiko imanoとは?

 フミコ・イマノは1974年生まれ。2歳から8歳までブラジル・リオデジャネイロで過ごし、セントラル・セント・マーチンズ美術デザイン大学でファインアート専攻。その後、ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションでファッションスタイリングと写真を学んだ。2018年春夏コレクションから、6シーズン連続で「ロエベ(LOEWE)」とコラボレーションしたことでも知られている。代表作は、35mmカメラで撮影したセルフポートレイトを切り貼りし、双子のモチーフに仕上げるフォトモンタージュ。作品には写真をつなぎ合わせたラインを視認することができ、写真が虚構であることを伝えているという。

 イマノの2度目となる個展「somehow somewhere sometimes at some place for some reason」では、2016年から様々な国で撮影してきた作品や、2020年に入ってからの自宅周辺写真などからセレクトされた約30点を展示。これまで発表されてこなかった、モノクロームを赤い糸で縫い付けた作品も披露される。

 同展開催に際しイマノは「世の中が今までにないような出来事で不自由になって自由に飛び回ることはしばらくできないけど。あたしはここにいるということを(自分のアイデンティティをさらけ出して)ずっと発信し続けてるのかもしれない」とコメントしている。

■somehow somewhere sometimes at some place for some reason会期:2020年10月17日(土)~2020年11月21日(土)休廊日:日曜日、月曜日、祝日時間:11:00~18:00(火・水・木・土)、11:00~20:00(金)会場:東京都品川区東品川 1-33-10 TERRADA Art Complex 5F KOSAKU KANECHIKA料金:入場無料公式サイト