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【順位結果】インディカー・シリーズ第13戦ハーベストGP決勝/パワーがリードを許さず完勝

2020年10月04日 05:31  AUTOSPORT web

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ハータの追撃を交わし2勝目を挙げたウィル・パワー
インディアナポリス・モータースピードウェイのロードコースを舞台に開催されたインディカー・シリーズ第13戦ハーベストGP。3日に行われた決勝レースは、ポールポジションからスタートしたウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が今季2勝目を挙げた。

 17番手からスタートした佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、14位でレースを終えている。

 ポールポジションから好スタートを見せたウィル・パワーがホールショットを決め、レースはスタート。コルトン・ハータ(アンドレッティ・ハーディング・スタインブレナー)、アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)が続く。

 スタートでポジションを落としたジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)だったが、猛追を見せ22周目には5番手に浮上する。

 一方、ランキングトップのスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)は、11番手までポジションを上げるも、前のマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・ハータ)を抜けずに苦戦。25周目にようやくオーバーテイクし、10番手となる。

 26周目、ロッシ、パトリシオ・オワード(アロウ・マクラーレンSP)、ニューガーデンをはじめ、各車がピット作業へと向かう。トップのパワーと2番手のハータは翌周にピットイン。

 パワーはトップをキープしてコースに復帰。ハータもロッシのギリギリ前でピットアウトするも、すぐにロッシに交わされてしまう。ディクソンはレッドタイヤに履き替え8番手までポジションをアップする。

 レースは膠着したまま、2回目のピット作業を行いラストスティントへ。

 ニューガーデンは、ピットアウト直後のオワードを交わし4番手に浮上する。

 トップを快走していたパワーだったが、徐々にロッシ、ハータが差を詰めてきて終盤に3台は2秒以内に。

 ハータは65周目のターン1でロッシのインに飛び込み2番手を奪う。さらにパワーを射程圏内に捉える。しかし、オーバーテイクには至らず、パワーがポール・トゥ・ウインで今季2勝目を飾った。

 ニューガーデンは、オワードのアタックを死守し4位フィニッシュ。ディクソンは8位となり、両者の差は32ポイントで最終戦に臨むこととなった。

 佐藤琢磨は、レース途中にマーカス・エリクソン(チップ・ガナッシ)に押し出されるも奮闘。ファイナルラップでエリクソンを交わし14位でフィニッシュした。

■NTTインディカー・シリーズ第13戦ハーベストGPレース2/決勝レース結果
Pos.No.DriverTeamEngineLapsSP112W.パワーチーム・ペンスキーC751288C.ハータアンドレッティ・ハーディング・スタインブレナーH752327A.ロッシアンドレッティ・オートスポートH75341J.ニューガーデンチーム・ペンスキーC75955P.オワードアロウ・マクラーレンSPC755660J.ハーベイメイヤー・シャンク・レーシングH757715G.レイホールレイホール・レターマン・ラニガンH751089S.ディクソンチップ・ガナッシH7515955A.パロウデイル・コイン・ウィズ・チームゴウH7541022S.パジェノーチーム・ペンスキーC75191110F.ローゼンクヴィストチップ・ガナッシH7581218S.フェルッチデイル・コイン・レーシングH75111326J.ヒンチクリフアンドレッティ・オートスポートH75131430佐藤琢磨レイホール・レターマン・ラニガンH7517158M.エリクソンチップ・ガナッシH75161628R.ハンター-レイアンドレッティ・オートスポートH7561721R.ヴィーケイエド・カーペンター・レーシングC75141814S.ブルデーA.J.フォイト・レーシングC75211959M.チルトンカーリンC75182020C.デイリーエド・カーペンター・レーシングC7423217H.カストロネべスアロウ・マクラーレンSPC74202298M.アンドレッティアンドレッティ・ハータH7412234C.キンボールA.J.フォイト・レーシングC74242424S.カラムドレイヤー&レインボールドC74222541D.ケレットA.J.フォイト・レーシングC7325